[どこでも練習君!] 携帯型練習用パター
写真の右側のパターは以前に虎の穴で紹介したパターです。 ダンヒル・カップの記念品(お土産品?)で、金属製のネジ止めによって組み立てる木製シャフトの3分割パター。 で、左側が今回手に入れた伸縮タイプのT字タイプのパター。 なんか、パッと見はシャフトをカットした超短尺パターのようにも見えますが、実はこれ、ラジオや車のアンテナと同じように伸び縮みするシャフトのパターです。 ダンヒル・カップのパターのヘッドはクランクネックのアンサータイプなのに対し、伸縮パターのヘッドは黄銅(たぶん)製のT字タイプです。 ダンヒル・カップのパターの場合、シャフトが木製で3分割されているので重量もあり携帯にもちょっと不便。グリップも木の上に薄く巻かれたテープ状なので実戦使用はちょっと難しい・・という感じでした。ヤフーで見かけた今回のパター。振り出し式の伸縮シャフトならかなり小さくなるだろうし、写真を見る限りしっかりしたグリップなので実戦向きではないかと思ってBIDしてみたわけです。落札価格は・・おっほっほ、ダンヒル・カップのパターの1/3というところで、中古パターとしてはかなり安い部類ですね。 写真はヘッド部分。 形状はキャッシュインタイプというか、いわゆるTじタイプで、素材は黄銅の様に見えます。ソリッドな作りで重量感がありごく普通のパターヘッドという感じかな? シャフトの接合部が通常のパターと同じなら、アンサータイプの軟鉄ヘッドと交換して旅行に携帯して練習できるパターに改造しようかと思ったのですが、シャフトの径が太く、改造は無理みたいです。 シャフトを縮めると全長は30cmちょっと。グリップに直接ヘッドがついた感じで携帯性は抜群。これなら、どこに行くにもバッグに忍ばせて(笑)、いつでもどこでもパッティング練習が・・・・できると思ったんだけどねぇ。 左はグリップの写真。 グリップはシャフトの上に皮巻きのように巻き上げられてます。ただし、下巻きのコルクなどはないのでかなり薄っぺらい感じ。それでもダンヒル・カップの物に比べるとちゃんとグリップになっているのですが・・ 写真は左が伸縮パターで右がダンヒル・カップのパターを伸ばしたところ。 どちらも34インチはあって、普通のパターと同じ長さになります。ダンヒル・カップの方は木製シャフトが太いのでかなり違和感ありますが、伸縮パターの法はみためは普通のT字パターです。ええ、見た目はね・・(笑) 振り出し式のシャフトの場合、問題は強度と固定方法です。アンテナそのままじゃグリップは回っちゃうし、強度も確保できないのでグニャグニャになっちゃう。その点、このパターは・・・おっほっほ、そのまんじゃねぇか・・(-.-#) うーむ、なんの工夫もありませんぜ、旦那。 これは、実用のパターじゃなくて、おもちゃに分類されるのかなぁ・・(笑) シャフトを完全に伸ばしてグリップすると当然のことながら、グリップはぐるぐる回ります。ヘッドがソリッドな金属塊なのでヘッドバランスが恐ろしく出ており、手元がグニャグニャと動きます。とてもじゃないけどストロークはできそうになり。まあ、ストロークできたとしてもインパクトでヘッドがぐるりと回っちゃってだめだろうなぁ。 うーむ、見た目はちゃんとしてるので期待したんだけど、しょせんはお土産品かおもちゃなんだね。ダンヒル・カップのパターに比べて、見た目はこっちの方がはるかに使えそうだが、パターとしての機能はダンヒル・カップのパターの方が数段上ですな。っていうか、しょせんはおもちゃです。 まあ、ネタのつもりで落札してみたわけだし、値段もWINNグリップ2本分ぐらいの値段なのでまあ、こんなもんでしょ(笑)。でもなぁ・・ちょっと悔しいな 首領のお薦め度: どこでも練習君になる予定だったんだが・・(-.-#) 55点 |