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[2001ジャパンゴルフフェア] 首領の気になったモノたち

新アイソピュア まずはPINGの新しいアイソピュアシリーズ。

 中央のアイソピュアインサートはこれまでと同じだが、ヒール&トゥにタングステン(?)のウェイトをインサートしており、よりいっそうのヒール&トゥバランスを実現しているとのこと。

 写真はアンサー2だが、アイソピュアシリーズ全てに同じモデルが存在するの。見た目も、構造もなんかカーバイトのポーラバランスの新シリーズみたいだよね(笑)。

 PINGの人に特許とか問題ないのかと聞いたところ、「問題ありません」とのこと(笑)。PINGってパターに関していろいろと特許出してるんだよね。打感は・・まぁ、アイソピュアなのでわたしはパス・・

アルクのマシン 写真は工房コーディネータの「アルク」のロフト・ライ調整器。左下の黒いのはプロ用のシャフト抜き器。

 アルクというのは工房用の工具メーカー。
ロフト・ライ調整器ってフォーティーンのモノが有名で、多くの工房で使われているんだけど、これはその対抗商品ということができるかな?

 カタログには「今お使いのロフト・ライ調整器 あなたは満足していますか?」って書いてます。ま、フォーティーンの調整器がデファクトスタンダードになりつつあるわけだから、正面から挑戦してるわけですな(笑)。

 パーツ構成は結構似ている。まあ、ヘッドを固定してシャフトの角度を測る機械だから、基本構造は同じだよね。
フォーティーンのマシン
 こっちがデファクトスタンダードとも言えるフォーティーンの「ライ&ロフトゲージ」。私自身はロフト・ライって順番で読んでいるんだけど、フォーティーンではライ&ロフトなのね(笑)。

 アルクのマシンの方がブロック構造が多く、がっしりしてます。フォーティーンの方は右用が22万円で左右両用が26万円ナリ。個人で買うにはちょっと高すぎる・・

 一方のアルクの方は左右兼用で調整用のレバーが付いて218000円。お買い得といえばお買い得だがやっぱり個人で買うには高すぎる・・ ま、こういうのは知り合いの工房に使わせてもらいに行けばいいんだけどね。

400cc激左向き これはアーノルド・パーマーの400ccドライバー。

 試作ではすでに500ccまで作っているとのことだが、まあ、このあたりが視覚的な限界じゃないのかな?

 右は構えた所。
カメラアングルがかなり左からになっているのでちょっと分かり難いが、実際に構えてみると笑ってしまうぐらい左を向いている。メーカーの人は「フックフェースですが左には行きません」と言ってました。真偽のほどはともかくとして、イメージ悪すぎて私には構えられない・・

がんさん向け 写真は入札型チャリティオークションに出品されていた中野晶プロの帽子

 これは石川の黒い怪人のがんさん向けお宝物件ね(笑)

 これまでのオークションは来場したプロが司会をして、ワイワイとその場で値段を付けていくオークション形式だったんだけど、毎年盛り下がって行ってしまい、今年はついに中止になって全て入札式のオークションになってしまった。

 オークションなんて、その場の勢いで値段が付くからハラハラして面白いんだけどね。ま、毎年出品物がどんどんと平凡化していってるし、そろそろ限界かな、って思ってたんだよね。プロの愛用品・・ってのが昔はほとんどだったんだけど、今は契約メーカーの新品がほとんど。サインが入っているのはまだ良い方で、たんなるメーカー新品なんて・・だれが欲しがる?

津CC これは津カントリー倶楽部のブース。

 コンピューターによるゴルフ場管理システムのソフトウェアを紹介してました。

 景気が良かった頃のゴルフ場とかリゾート施設のブースって、「どうです? こんなに豪華な施設です!」って感じのパンフレットやビデオが多かったんだけど、今のご時世、生き残っていくためにはいろいろな工夫と努力が必要ね(笑)。

 ちなにみ、写真は津CCのHPでおなじみのmiyuさんです・・
 Webマスターといえば、アンサーフリークのtoshiさんにも会いました。K'sの川村さんとか、漫画家のeliotさんも同じ日に来てたそうなんだけど、残念ながら会えずじまい・・

iワウンド 写真はウィルソンのiワウンド。

 今回は話題になっているボールがいろいろ並んでました。タイトリストのPro V1にキャロウェイのCB-1。もしかしたらサンプルを配ってるんじゃないかと思って期待して行ったんだけど・・いかにもビンボ臭いわたしには当然くれないよね・・ちぇ

 そんななかでとりあえず気になったのがこのiワウンド。
コアの上に樹脂のテープを巻き付けたような構造になっており、糸巻きとツーピースの良いとこ取りの性能らしいだが・・ ま、発売されて打ってみたいとなんとも言えませんな(笑)。

ニューEDGEこれも左向き・・ さて、最後はベンフリークとしては注目度最大のベン・ホーガンの新しいアイアン。

 ベン・ホーガンApexのEDGEの最新モデル。簡単に言うとApexプラスのアンダーカットキャビティ構造って事になりますな(笑)。

 プラスと同じでトップブレードはかなり厚い。ヘッドは大きめでボッテリとしており、シャフトの入り方は・・・ああ・・やっぱりEDGEの名前ついてるだけあるわ・・(笑)

 私は個人的にEDGEはベンじゃないと思ってるからね(笑)。ま、調整するとしてどこまでフェースの向きを直せるんだろ? これだとロフトが立っちゃって使えなくならないか? 世界初の軟鉄鍛造2ピース製法・・とか、見た目は格好いいんだけどなぁ・・ かなりガックしなモデルざんした・・

 ってなわけで、今年のジャパンゴルフフェアは肩すかしをくらった感じです。来年は・・行くのかなぁ?

(C)ゴルフ虎の穴 首領