[太平洋クラブゴルフアカデミー] 御殿場本校受講記
TNGのレッスン記録で書いているのだが、首領はニコタマの高島屋のアップゴルフスクールの生徒である。このスクールが昨年の11月から太平洋クラブゴルフアカデミー(T.C.G.A.)と提携して、スクールの内容が一新されたのである。 スクール入校から、レッスン記録を書いていたのだが、その記事を太平洋クラブの方が目にされ虎の穴に興味を持たれたようで、一度御殿場本校のレッスンを受けてみませんか? とのお申し出を受け取ることになったのである。T.C.G.A.のメソッドについてはニコタマで学んでいるわけだが鳥かごの中でのスクーリング。コンピュータを使ったスイング分析や実際のコースを使った様々なレッスンはあまりにも魅力的だったので、ご厚意に甘えさせていただいて、4/7,8の2日間、太平洋クラブ御殿場コースのT.C.G.A.本校にてレッスンを受講してきたのである。 青空に映える富士山を背にしているのが、首領(向かって左)と、今回のレッスンを担当してくださったファンキー森崎プロ。森崎プロはT.C.G.A.のヘッドコーチとしてスクーリング、研修生の始動をされるとともに、ツアープロとしてツアーにも参戦されている。ちなみに年齢は首領の一つ下。奥さんが可愛くて美女と野獣のようであった・・とだけ言っておこう(笑)。 さて、今回のレッスンはご招待頂いた太平洋クラブの加藤さんと二人での受講の予定だったのだが、加藤さんが風邪で参加できないという連絡を受け、森崎プロとのマンツーマンのレッスンとなった(汗)。 車に乗せてもらえるはずだった加藤さんが来られないため、首領はロマンスカーで御殿場を目指した。町田では雨がぱらついて来て、雨の中のスクールか、と気持ちが落ち込んだのだが、御殿場についたら抜けるような青空。チェックイン予定は2時だったのだが、1時過ぎには到着して準備を開始。最初の写真のT.C.G.A.の帽子などもらってご機嫌な首領であった(笑)。 チェックイン後に森崎プロと面談し、カルテを作成。スケジュールの確認を行った後に、広大なレンジでのレッスンが始まったのである・・ 左の写真がT.C.G.A.が誇るスイング解析システムである。入念なストレッチングの後、練習マットでスイングを見てもらうために、球を打ち始める。おほほ、実は結構調子上がってきていて、強風の中、いい感じの球打ってたんだけどねぇ・・(笑) 短いモノから長いモノまで一通り打って、プロの目でスイングをチェック。その後に、解析システムで実際に自分のスイングがどうなっているかを、正面と飛球線後方からの画像にリアルタイム解析。 指摘を受けたポイントは、?セットアップのグリップ位置が身体に近すぎる?猫背になっており、膝も曲げすぎ、?全体に力が入っており、クラブを力でコントロールしようとしている、といったところ。これを実際の画像を使って見せられると・・ああ、あたしってなんて不格好なスイングやってたんざんしょ ← 涙じょ〜 ってことになるのである。 少ない時間のレッスンなのでポイントを絞ると言うことで大きなチェックポイントを3つほどに絞って、それを直す練習。直された直後はぎこちなく、違和感が大きかったのだが、直したスイングを同じように画像解析で見せられたら・・ああ、あたしって上手そうに見えるじゃん(笑)、ってな感じ。1時間ほど徹底的に絞られて、その後フリーの練習。言われたポイントが頭と身体で理解できるようになってきたころに本日のメニューは終了。ポイントについては割愛ね(笑)。 5時になって宿泊用のロッジに移動。2階が研修生の寮になっている建物だが、なかは立派なホテル並の造り。そこで着替えて、夕食は御殿場ウエストのレストランにてフルコース。プロとゴルフに関して山ほど話をして、疲れ切って熟眠である・・ 二日目はショートゲームのレッスン。 アプローチ、パッティングのレッスンを受けて、そのまま御殿場ウエストコースでのラウンドレッスンである。本来なら2時間近くのレッスンがあるのだが、帰りのロマンスカーの時間があるため、無理を言ってスタートを早めて頂いたので、バンカーのレッスンはカット。前日、脳内革命ならぬ、ゴルフスイング革命を体感したのだが、コースではなかなかそれが出てこない(笑)。前日のレッスンがいきなりラウンドで出てくるはずは無いのだが、そこは「良いとこ見せなくちゃ」というアマチュアの悲しい性というところか(笑)。 開始から数ホールなので、頭がパニックになっており、かなりぎこちない構えではあるが、これが直してもらった新しいポスチャ。 @左手の小指が左肩の下に来るぐらいが身体とグリップの位置関係 A膝は軽く曲げるだけで、踵を浮かせるタッピングができるような体重配分 B背筋は丸くせず、あくまで自然体 C左手に対して右手は先に、下に来る。したがって肩のラインは左上がりになる と、いった感じかな(笑)。 スイングの基本は、「クラブに仕事をさせる」すなわち、ボールを打つのはクラブ(ヘッド)であり、腕や身体でクラブをコントロールするというイメージではなく、スイングプレーン上のクラブの動きを身体ができるだけ邪魔しないようにして、クラブに最大限の仕事をさせる、という感じになる。 これまで、クラブをコントロールしようと、腕も身体も目一杯使っていた(無駄に・・)のだが、今回のレッスンでクラブに仕事をさせることを学んだ。細かいことは割愛するが、スイングに対する考え方が根底から変わってしまったのである(笑)。まあ、詳細はどこかで首領にあったらつかまえて聞いてみてください。とてもじゃないが、文字では説明できそうにないので・・(笑) 前半5ホールほど、自由に打たされてチェック(涙)。そのあと、チェックポイントの反復と、状況に応じたチェックポイントを学ぶ。身体も心もこてんぱんにやられた・・という感じだが、変わっていく自分のスイングにワクワクする自分もそこに居たことを付加しておこう・・おほほほほ ラウンド終了後にレストランで反省会。これからの課題と練習方法、チェックポイントとプレルーチンなどを教わってすべてのスケジュールが終了。スケジュール的にちょっと厳しかったのだが、なんとかこなして確かな手応えをつかむことができた。森崎プロとは今後、メールを使ったQ&Aを進めつつ、ニコタマのスクールで習ったことをたたき込むのみである。受講料金がけっこうするので、そうそうは受講できないが、今後も継続的に(季節の変わり目ぐらいには・・笑)受講したいと思っている。 最後に、本校へのご招待をいただいた太平洋クラブとT.C.G.A.の皆様に、ご指導をいただいた森崎プロとスタッフの方々にお礼を申し上げて本レポートを終了したい。どうもありがとうございました。 |