3Dロゴを使用するにあたっての注意書き
- 指定項目がたくさんありますが、必要なのは3次元化する文字列のみです。後の項目は、必要に応じて徐々に指定してみてください。
- バージョンV0.80から表示できる物体(オブジェクト)を追加、削除、変更できるようになりました。3D logoにおけるオブジェクトについての
詳細は、オブジェクトについての説明を見てください。
- V0.80からカメラ位置が座標で指定できるようになりました。カメラは置かれた位置から常に原点(0,0,0)に視線をむけて
そこにある物体を表示します。オブジェクトは原点付近に置かれていますので、カメラ座標の原点からの距離を増加させると
カメラが引いていくこととなりより広い範囲のオブジェクトを表示できる
事となります。なお、文字列オブジェクトは初期値は中心付近が原点(注*)で、正面をZ軸のマイナス方向に向けていて、
文字高さが0.5から0.75くらいで三次元化されますので、Z座標-3から-7くらいの位置にカメラをおくと、文字が読めるような
画像が表示されると思います。注*:pov-rayのテキストオブジェクトは文字列の右下手前付近を原点として生成されますが、
3dlogo側で、中心付近が原点となるように移動させています。
- V0.80は初期状態で、デフォルトで存在するいくつかのオブジェクトを組み合わせた
サンプルのオブジェクトリストをロードしますが、必要のないものはリストから選択の上
削除ボタンを押して削除してください。
- 文字列が画像からはみ出る場合には、文字オブジェクトを縮小するか、カメラを引いて表示するようにしてください
- V0.80から出力画像フォーマットとしてPNGが選べるようになりました。透過PNGやインターレースPNG出力も可能であり、
デフォルトもPNGとなっています。
- 透過PNG/GIFを作成するには、背景を隠す無限平面があるならそれを削除して、背景の色を
その画像を置く背景の色と同じ色に指定して生成するときれいに見えるようです。
- 大量のテクスチャがありますが、これらはpov-ray3.6のテクスチャライブラリから抜き出したものであり,
それらを使用した参考ページがありますのでこれを参考にしてください。
木や石、空などのテクスチャは縮小されているものもありますので、不自然に見えるようなら、テクスチャのスケーリングによって拡大
してください。Blue_Skyなどは10倍程度の拡大が良いようです。
- Anti-Aliasing指定をすると、時間がかかるのでテストのときはオフにしておいて、最後にこれを指定して最終画像を出力することをお勧めします。
- V0.91より出力品質が指定できるようになりました。デフォルトは9です。数値が小さいほど画像生成は速くなりますが、出力品質は低下します。物体の位置などを調整中で、結果を速く確認したいときなどに、数値を小さくして利用してください。
- V0.80より、光源の位置、種類、強さ、影表示の有無などが指定できるようになりました。点光源、スポットライト、平行光線の違いは、
カメラを引いてみないと分かりにくいかもしれません。スポットライト、平行光線には光を当てる中心点として、投光点が指定できます。
面光源にすると影が柔らかくなるはずですが、現状は時間が掛るばかりで汚い画像になりますので、おすすめできません。
- 光源は3つまで指定でき、2つ目、3つ目の光源は使用しないこともできます。有効かどうかは不明ですが、三点照明ができるように付け加えてみました。
- 画像生成ディレクトリで今日生成された画像の一覧を見ることができます。
興味があったら見てみてください。