[2/24 ゴルフフェア2002] へそ曲がりレポート (番長) ゴルフフェア2002に行ってきたんだろ? なにか特ダネはあった? (首領) なーんもなかったよ(怒)。大手の新製品はマスコミでレビューされてるし、年々入場者が減っているわ。大手は見る価値ほとんど無い感じだ。それでもいくつか面白いの見つけたのでへそ曲がりレポートするね(爆)。 【大手全般】 【三菱、ツルテン、プレシジョン】 【気になったアイアン】 さて、このクラブのロフトは何度? 「あほ、シャフトが刺さってないんだからロフトなんて測れないだろ」ってのが答えかな? それも間違いではない、っていうか、正解の一つだと思う。「ロフト」ってパッと思いつくだけで5種類ぐらい思いつくモンね。 答えの一つは「45度だな。だって設計者が45度だと言ってるんだから」。設計者は設計上の接地点(右の写真の赤い丸)から上る垂線(赤い線:1)に対して黄色で示したフェース面(黄色:3)とが成す角が45度になるようにヘッドを設計している。じゃ、それがなぜクラブとして組み上げた時に意図したロフトになっていないのか? それはネックがあるから(笑)。写真の黄緑色の線がネックの線すなわちシャフトの線だと思って欲しい(黄緑:2)。 一般的な測定器ではフェース面(3)を固定してシャフトの角度を測るので、ロフト角は45度より大きくなる。ただし、この場合三次元的な位置関係を二次元に写像するのでフェースアングルはその角度に含まれてしまうことになる。 プル角といっているのは図の接地点からの垂線(1)とシャフトの線(2)とが成す角である。写真の場合は蟲的に言うと、「シャフトが左から入ってる」とか「フェースが左を向いている」ってことになるかな(笑)。LOSさんが言ってた「スクウェア=プル角がゼロ」ってのは正しくない。一般的にボール位置はフローしないけどロングとミドル以下では少し場所が変わってくるし、捕まり具合を考慮する必要もあるのでセットとしてはフローさせてあるらしい(笑)。 らしい・・ってのは、通常の測定器ではプル角って測定できないんだよね。じゃ、どうやってそれを把握してるのかというと・・調整する人の経験値と勘だったりするんだが(爆)。 「なんだ、スクウェアに調整するってプル角をいじってやることなんだ」って思うでしょ? 実際にやってみればわかるけど、上の写真で黄緑の線(2)を変えてやっても実際にはロフトが変わるだけなんだよね(笑)。なぜかというと、三次元的な位置関係を二次元に考えてるから、ってことと、フェース面とネックは点ではなくて面で接合されているってこと。もうちょっと言うと、ソールの接地点、フェース面、シャフトを三次元でとらえたうえで、三次元的にネックを曲げることをイメージすればスクウェアってのが見えてくる・・・って言えるんだが(爆)。 ま、はっきりしていることは圧倒的なシェアを誇るフォーティーンの測定器で計ったロフトってのはプル角(フェースアングルに写像しても可)を含んだモノであり分離ができないってことだな。視点を変えれば「プル角はロフトの一部だ」と言うこともできるけど、厳密には違うでしょ? なによりフェースアングルってのはクラブを構えて見れば一目でわかるけど、測定器にかけても測れないってのが大いなる矛盾だよね(爆)。 ただ、なんちゅうか、この辺のことはあまり真剣に考えなくても思った所に球が打てれば何の問題もないんだよね、おほほほほほ。 しかし、文字で書くのってすげー面倒で難しいです。上の説明はかなり端折ってるのでポイントが伝わらないと思います。実際に合った時にはクラブを使ってじっくり説明しますので・・ 【チャリティオークション】 んーと、フェアのお楽しみといえばこれなんだけど、今年は欲しいモノが全く無し(笑)。メーカー品にサインだけ入れたものばっかりだしこれもそろそろ止めた方が良いかも。 【お買い物】 ってなわけで、フェア会場で買ったのは2002年版の「ゴルフ規則」だけです。 これまでのビニール表装から厚紙表装に変わっててなんかちゃっちいです(笑)。 サイズは変わってないし、表装が厚紙だから汚れや痛みには弱そうだよね。 値段は同じ400円なんだけど、なんとなく損した気分になるのは私だけでしょうか(爆)。 |