[クラブチューンの楽しさ] 首領チューン
去年の冬から新製品の購入が激減しております・・ 経済的にどうこう・・というのもあるんだけど(笑) ← 実は涙じょ〜 首領の感性に訴えるような新製品が出てこず、そのまま使える市販品がほとんどない・・ということも大きな原因なのである。 さて、クラブいじり・・「チューン」という言葉が広く使われるようになっております。 首領の蟲仲間にもクラブチューンが大好きな蟲がいます。別名、「北陸のデ・チューナー」と呼ばれるボブちゃん(笑)。クラブを改良してんだか、壊してるんだか不明なのだが、私は好きなんだよなぁ、ボブのチューン記事・・ ← 突っ込みメールとか出していぢめないように(笑) さて、ボブチューンの事は忘れて、ここからは首領チューン。 写真はコンペで頂いたマクレガーのデカパターのレスポンス。ニクラウスがマスターズを制覇したパターだが、アルミヘッドでとにかく軽い。 アルミヘッドのため2ピースボールを打つと、弁当箱の様な打感だし、全体重量とヘッドバランスの軽さでとでとにかく頼りなかった。そこで首領チューンとして重量とヘッドバランスのアップを計画。 写真のトゥ&ヒールに見える灰色の●がヘッドに打ち込んだ鉛である。 パターの全体重量は430gとかなり軽め。 重量アップのためには鉛を貼ったりするのが一般的だけど、デカヘッドということでヒール&トゥにドリルで穴をあけて、鉛の円柱をたたき込むことにした。 ヘッドがアルミ製なので、ヒールとトゥにセンターポンチで印を付けてボール盤でトゥに15mm、ヒールに12mmの穴をあけ、鉛の棒をたたき込んで研磨機で表面を仕上げた(右の写真)。 重量配分をトゥを多めにしてあるのは、さらにシャフトに鉛を入れるためである。全体重量で470gまで重量アップし、ヘッドバランスはオリジナルの細いグリップからスタンダードサイズのWINNグリップでD1になるように調整した。 コースで使った結果、ストロークが安定して球足はかなり伸びるようになった。ただし、全体的に鋭敏になった感じがあり、高速グリーンには向かない感じになってしまった。重めのグリーンではかなりいい感じになると思うのだが・・ ただし、アルミの弁当箱的な打感については改善されておらず、糸巻きボール専用パターという感じ・・ 2つ目のチューンは眠っていた3Wの復活。 首領のクラブ遍歴をご存じの方なら、3Wが殆ど無いことに気づかれていると思う(笑)。現在の腕では、Par5で2オンを狙うゴルフではないのでフェアウェイからは距離を欲しがることは少ないし、ティショットでドライバー代わりに使って曲げちゃうなら(笑)、ドライバーで自爆した方が気持ちがいい・・ってな理由なのだが(笑) 最近、スイングを直して飛距離も戻ってきた感があり、白ティーの350前後のホールではドライバーが当たって距離調整が必要な微妙な距離を残すより、ウェッジのフルショットの距離を残したいということが増えてきたので、球筋のコントロール可能な3Wを作ってみたのである。 写真はMONSTERという名の3.5Wのヘッド。ロフト的には14度ぐらいで寝ているのだが、マレージング鋼のためドライバー並に飛距離がでるという面白いヘッドである。 特徴的な形状のヘッド写真が右。 シャローフェースで、見た感じはタイトライズに似ている。 ラフやディボットなどの悪いライからの振り抜けが言いような形状になっており、低めのティアップによってティショットにも使用可能な万能タイプ。 作ってもらった時はNewingチタンのライフルシャフトをブンブン振り回していた頃なので(笑)、これにもライフル6.5を刺していた。さすがにいまだと重くて振り切れないです・・はい(笑)。驚異的な破壊力でドライバーと変わらない飛距離がでたんですが、身体も壊れそうだったんだよなぁ・・ さて左がヘッドをセットアップした写真。 首領の好みのとおり、フェイスはあくまでストレート。 ネックの入り方ではわずかにフックフェイスになっていたのだが、シャフトを刺す時にねっくの左側に金属片をかませて、シャフトが右側から入るように調整して、ストレートフェイスに調整してある。 シャフトはKICKS2という友人から譲り受けたシャフトでPro80という80gのヘビー級シャフトを43インチで使用。ヘッドバランスはD2に設定するためにシャフト先端部分に鉛を入れてある。 全体重量も結構な重さになっており、中元調子のシャフト特性と相まって、結構タフなクラブに仕上がっているが、重量とヘッドバランスのおかげであげておろすだけでヘッドがビュンと走ってくれて、振る意識をもたなくても低い弾道で重い球が打てるようになっている。 ラウンドで使った感想は・・「あ、これならドライバーいらないわ(笑)」である。 飛距離的にはティアップした場合、240以上でることがあるようで、同伴プレーヤーのドライバーをオーバードライブすることが多かった。フェアウェイからのショットは・・残念ながらPar5で2オンを狙う事がなかったので、試していない・・ 首領のお薦め度: クラブチューンは楽しいぞぉ! ハマると怖いけどね(笑) 88点 |