首領の久津間オリジナルキャビティの現状報告です。写真が首領SPの仕上げの削りを入れる前のヘッドです。３時の位置にある２Ｉから時計回りにPWまでの９つ。
工程としては、ここから削りが入って、組み上げてガンブルー処理とネームの刻印ということなのですが、この段階でちょっと中断しています。
オリジナルキャビティが膨大な（久津間さん一人きりで仕上げるという観点で）バックオーダーを抱えて、みんなが心待ちにしているというのは何度か書きました。
私の場合で、ここまでに７ヶ月かかっていますから、はい。実際に製作工程を見た方なら分かると思いますが、ヘッドを削る作業というのは、恐ろしいほどの体力・気力を消耗します。まさに命を削ってヘッドを削りだしているわけです。
手の調子が悪いこともあり、現状で１ヶ月ほど止まっています。でもねぇ・・現場を目の当たりにしている者としては、とにかく無理してもらいたくないなぁ・・というのが正直な所。クラブは待てば必ず出来てくるけど、久津間さんの身体はこの夜に一つっきりしかないんだから・・
と、いうわけで、私のセットは秋までにはなんとか・・という感じですね。ウェッジなどの単品モノはいいペースで製作できているんですが、統一性をださなければならないセットというのは、信じられないくらいのエネルギーを必要なんですよ、うん。
久津間師匠の指導でリシャフトを１セットしてセットとしての統一性を出す作業をしたことがありますが、単なるリシャフトで半日かかったもんなぁ・・
うーむ、オリジナルを注文して心待ちにしている同志の皆さん！
じっくりと腰をすえて待ちましょう。私は、クラブが出来上がるまでとことん練習して、クラブに負けないレベルに達することができるように日々精進します・・・
首領のお薦め度： 荒削りのヘッドだが、光り輝いてました・・ 採点不能