[表に出せないパター] おまけ:シャフトが左から入ってるってどういうこと?
右はこの間サンドブラストしたキャメロンの1998年ツアーモデルのスラントネック。 左が今回紹介する謎のパター。 プロトタイプでもなければ、ツアー支給モデルでもありません。表に出てはいけないパターなのである。まあ、レアという意味ではほんとにレアです。メーカーのロゴにはモザイクをいれてあります。なお、出所については一切お答えできませんので、質問などしないようにひとつ・・おほほ 形状は・・まあ、二つを比べてみれば分かりますよね。そっくりさんざんす(笑)。ヘッドはいわゆるデールヘッドタイプというやつ。ヒールの削り方や傾斜などが微妙に違っていますが、パッと見は変わりませんね。着目すべきはネック形状。スラントネックというやつで、削り方はまるでコピーしたように(笑)そっくりです。メッキの違いで印象が違って見えますが、双子と言ってもいいかもしれません。 写真はバックフェースからのもの。 キャメロンとの違いはキャビティ部の形状かな? キャメロンがTel3とシリコンインサートのためにああいう形状になっているのに対して、こちらは普通に削っただけ。 形状的にはこちらのほうがより忠実にデールヘッドを再現していると言えます。 実はこのパター、製作されたものの、そのデザインが問題となって発売できなくなったというモノ。私の想像ではデールヘッドが問題になったのではなく、おそらくはネック形状だと思います。まあ、上の写真を見ればわかりますよね(笑)。スラントネックって、いろいろなメーカーから出てますが、微妙に形状が違って(違えて)います。呼び方もヒロ・マツモトなんかではスキュード・ネックとか呼んでますな。ここまでキャメロンにそっくりだと・・たぶん・・怒られるのでは・・ ← 以下、自粛(笑) 左はフェース面の写真。 ちらっと見るだけにしておいてね(笑)。 よーく見ると独特の構造だから、よく似たパターが頭に浮かんでくるでしょ・・おほほ デールヘッドはヒール&トゥバランスなのだが、それをさらに強調するためにヒールとトゥに比重の重い素材をインサートしている。ヘッドの全体重量の半分以上をこのインサートに集める・・ってのがウリのメーカーなんだけどね(笑) 球を打つ部分には均一性の高い摩擦係数の高い素材がインサートされている。これもこのメーカーのウリだね。 まあ、これだけみれば「あ、あれだな」って思う人がいっぱいいるでしょうが(特に、虎の穴を覗いている人は良く知っているからなぁ)、よそでは決して口外しないでね(爆) ← HPに載せておいて秘密もなにもねぇだろう ← それは言わない約束でしょ ← ごほごほ さて、ここからが本題 最近、いろんなところで「左向き」だの「シャフトの入り方」だの言ってますが、それをこのパターを使って説明したいと思います。 パターは手元に3本あるのですが、一本を私の構えに合わせてネックとシャフトの入り方を調整しました。右の写真がそう。 自分のパターでチェックしてみましょう。 まず、自分のボール位置でパターヘッドをセットアップします。ロフトを考えて真っ直ぐ置いてね。そのときグリップの位置は考えずにとにかくフェースをラインに対して真っ直ぐに置くこと。 そうしたらグリップはどこに来てますか? 多くのパターの場合、かなりハンドファーストに位置にきてません? それが「シャフトが左から入っている」ということ。そのままグリップしてグリップ位置を自分の本来の位置に戻したら・・ ロフトが変わったり向きが変わったりするでしょ? 写真は全く同じにヘッドを置いた写真ですが、右側がノーマルのモノ。ホーゼル部分とシャフトを見れば思いっきり左から入っているのが分かると思います。このままだとハンドファーストに構えるか、ボール位置を右足前とかに置いて打たないといけません。そこで、ホーゼル部分とシャフトをグッと曲げちゃったのが左の写真。ゴルフ雑誌辻斬り録で書いたような事が、パターでもあるんですよ(笑)。プロのパターを見てみると・・かなり市販のモノと違ってたりします。 クラブは買ったままそのまま使う・・ってのも良いんですが、そのクラブがどこまで信用できるかは怪しいところでしょ? だから徹底的にいじって自分に合うようにしてみる・・ってのが面白いんです、ええ。 首領のお薦め度: この記事は自動的に消滅・・・しないよ(笑) でも良いパターです 80点 7/13追記: うが〜、やられた! どうやら闇ルートで流れ始めてるみたい。中古屋で見かけたという情報が2件。通販広告でも確認出来ました。「カー○バイトのDJ・ミッドスラントネック ファジーゼラー使用モデル」ということで限定品・・だって ← 涙じょ〜 すげぇ、悔しい!! |