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[21世紀の寒さ対策] プロギア・ウィンターコンポとミズノ・ブレスサーモ


ウィンター・コンポ 暑さには弱いが寒さには滅法強いのが首領の取り柄だったんだけどねぇ・・ へっくしょぃ!

 歳のせいか、寒さが身に応えるようになってきました(爆)。
摂氏で1−2度あれば半袖ポロ一枚で走り回っていた駐在時代は「暴れ白熊」と恐れられたものですが・・

 写真は北風に負けて購入してしまった、プロギアのウィンター・コンポシリーズの長袖セーター。

 セーターといっても三層構造のフリース素材で保温性は抜群の代物。
プロギアのウェアとしては、半袖のベスト(前面がフリースで背面がダウンのモノ)を愛用していたのですが、ついに禁断の長袖に手をだしてしまいました。

 パターン的には、長袖のポロを着てその上にフリースあるいはダウン系のベストを着るのが良いんでしょうけど、私は長袖のポロを着ると肩が凝っちゃうんですよね。だから、素肌の上に着るのはかならず半袖 ← 難儀な身体

襟出しハイネック
 左は襟元のファスナーを開けて襟を開いた状態で右がハイネックにした状態。

 前述したように素材は三層構造のフリースで保温性能はかなり良い。立体成型で突っ張り感やゴワつき感も無く、脇の下などの可動部分には十分な伸縮性がつけられているのでスイングの邪魔にもならない。体側にはベンチレーション用のファスナーが備えられており、ムレにも強い。上の写真のようにハイネック状態にしておけば風の遮断性能はほぼ完璧。風が強くてもバタツキが出ないのでパッティングでパターがウェアに引っかかるような事もなく、機能性は抜群。難点といえばちょっと高い事かな? まあ、ウェアをケチって寒いゴルフで大叩きするよりはマシでしょう・・(笑)

ブレスサーモ 右の写真はミズノのブレスサーモという素材のアンダーウェア。
上の黒いのが半袖のシャツで、下がタイツ・・っていうか、モモヒキだなこれは(笑)。

 温かくしておきたいけども出来るだけ軽くしておきたい。そういうわがままなゴルファーの為のアンダーウェアなのだが、ブレスサーモの面白いところは身体からでる水蒸気によって発熱するというところ。

 発熱といっても使い捨てカイロみたいに熱くなるわけじゃないんだけどけっこうホカホカしたりする(笑)。身体から出た汗は生地を通って外に出すがその際に発熱して熱を蓄えるのである。なんと便利な生地ざんしょ・・

 正月のラウンドで上下にブレスサーモのアンダーウェア、その上にはウィンター・コンポとチノパンという格好で望んだのだが・・ 身体を動かしているとかなり温かくなって太陽の下では暑いと感じるぐらいの保温(発熱)効果が得られた。

生地の拡大 左の写真がブレスサーモのシャツの拡大写真。

 写真では見にくいのだが、黒い繊維の間に薄いピンク色の繊維が織り込まれている。これが発熱の為の繊維である。

 とにかく温度対策としては効果絶大だった・・ ← だった?

 シャツの方は問題なかったのだが、タイツの肌触りが最低だったのである(涙)。チノパンの下にピッチリしたタイツをはいたものだから、下半身が締め付けられるのとタイツとチノパンが擦れる感触で違和感大爆発。

 スイングするたびにサワサワしてまともにスイングが出来ない状態。スタートから5ホールほどあまりにひどいスイングで大叩きしてしまったので(下半身の違和感でスイング途中で止めてしまう)、寒風の中、パンツ一丁になって脱いでしまった・・ はき慣れないものをはいたのが失敗とも言えるのだが・・ ここまでスイングに悪影響がでるとは夢にも思わなかった・・

 保温(発熱)効果については素晴らしいんだけどねぇ・・ タイツについてはラウンドで使うのは止めておきましょう。ちなみにこのアンダーウェア、値段が4000円近い代物。確かにそれなりの性能は発揮してくれるのだが、上下で8000円ってのは・・ちょっと厳しい

 冬物ウェアはシーズンオフとなり、値下げが進んでいますが、寒さの方はこれからが本番。冬物処分セールを見つけたら買って試してみる価値はあると思います。

 首領のお薦め度: ウィンター・コンポ:88点  ブレスサーモ:85点(タイツは45点じゃ!)

(C)ゴルフ虎の穴 首領