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[そろそろ脱糸巻きか?] ウィルソン・サイバーコア マイクロスキン


糸巻きボールたちサイバーコアのマイクロスキン 関東近辺ではまだまだコースに雪が残っているところや雪でクローズのコースも結構あります。本格的なゴルフシーズン開幕までにはまだもう少しかかりそう・・

 と、いうわけでシーズン開幕に向けて首領のボール選びである。

 実はあまりの人気で前倒しで発売されたタイトリストのV1を使ってみようかと思っていたのだが、うちの近所のショップ、百貨店、ディスカウントショップにはまだ未入荷。そこで、新製品のなかから面白そうなもの・・ということで、昨年試してみたウィルソンのサイバーコアの最新モデルであるマイクロスキンを試してみることにしたのである。

 写真左がこれまでのエース球・・おっほっほ、パッティングの感触でボールを選ぶ傾向が強かったのでエース球はほとんどが糸巻き。ロイヤルマクスフライの手持ちも少なくなったので、このところずっとニューブリードのプロワウンドを使っていたのだがどうしても飛距離の面で不安があった。あと、スイングが悪いと曲がりも大きいしね(笑)。

ロイヤルマクスフライ 写真はローヤルマクスフライ(黒)。
なんといっても最大の特徴はバラタカバー。

 パーシモンを現役で使っているため、ヘッドの保護のため硬いツーピースは御法度。そのため、打感の柔らかい糸巻きを使うことにしているのだが、さすがに飛距離が出ない(笑)。

 まあ、飛ばないといっても最新の多層構造ボールの半分しか飛ばない、というわけではないわけだし、今の首領のゴルフがボギーゴルフ(ボギーがマイ・パー)なので切実な飛距離願望があるというわけでもないんだけどね(笑)。

ニューブリード・プロワウンド だが、バラタカバー最大の欠点はあっというまに傷がついてしまうこと。ペース的には3ホールで1個ぐらいで交換になる感じ。まあ、ぱっくり割れてしまうということが無ければ多少ささくれだっても問題なさそうなんですが・・

 と、いうわけで新世代の糸巻きということで、マクスフライ・ロングディスタンスとかマクスフライ・レボリューションなどを使っていたのだがこのところずっと使っていたのが右のニューブリードのプロワウンド。ん? 糸巻きってダンロップの独壇場なんだね(笑)。こうしてみると、ボールの使用率が一番高いメーカーってダンロップだな、あたしゃ。

 プロワウンドは大きなコアとエラストマーカバーで飛距離を出しつつ糸巻きのフィーリングを維持。でも変形率の問題かカバーの硬度の問題か、カバーの痛みやすさは結構高い感じ。

サイバーコア・マイクロスキン さて、今回、パッティングの打感をちょっと我慢してトライしてみたのが左のサイバーコアのマイクロスキン。

 特殊コアが13%大きくなり、カバーが30%薄くなり、弾性効果(ドライバーでは反発し、アイアンでは止まるというような)がさらに強調されているとのこと。

 使ってみた感じとしては、飛距離が特に出ているという感じは無いが、曲がりはかなり少ない感じ。比較対照が上の糸巻き2種なので「そりゃ、あたりまえだろ?」って言われそうだが、弾道は高めで重い感じ。スピン量は糸巻きには負けるが、弾道の高さでキッチリと止まってくれる感じである。4鉄あたりでグリーンにズドンと刺さってくれた。ドライバー、アイアン共に球を潰す感覚は少なく、弾く感じが強い。ただし、手に残る硬い感じは無い。パッティングの打感はさすがに硬く、L字パターとの相性はそれほどいいとは言えない。遅いグリーンならいいが、速いとちょっとパンチをいれると走ってしまう・・ でも、コストパフォーマンスを考えるとかなり使えそうな感じです。プロワウンドなんて800円ですぜ、旦那。それにひきかえ、マイクロスキンは500円。実売では400円という安さ。傷にも強いしコストパフォーマンスは抜群かも・・ 春になってV1エース争いしそうだな。

点数比較をするなら(100点満点)、
飛距離: ロイヤルマクスフライ70、プロワウンド75、マイクロスキン80
曲がり: ロイヤルマクスフライ70、プロワウンド75、マイクロスキン90
打感: ロイヤルマクスフライ90、プロワウンド85、マイクロスキン70
コストパフォーマンス:  ロイヤルマクスフライ50、プロワウンド65、マイクロスキン90

 首領のお薦め度: キャメロンとなら相性アップする気がする・・・・ 89点!

(C)ゴルフ虎の穴 首領