面白いテレビＣＭが流れているので知っている人も多いと思います。「テレビゲーム？ けっ、子供じゃあるまいし・・」って笑う人も多いのですが、あたしゃ大好きです（笑）。っていうか、私の年代がテレビゲームと共に成長してきた年代なんですよね。任天堂の金字塔であるファミコン？ いえ、その前のブロック崩しだのピンポンだのがスタートですけどね。
さて、昔から家庭用ゲーム機やパソコン用のゴルフゲームってのが星の数ほど出てますが、どれもそれほどハマりませんでした。
何故かというと・・あまりに現実離れしていること（笑）。
ボールは曲がらずに無茶苦茶飛ぶし、バンカーは一発で出るわ、チップインだのホールインワンだのでアンダー出まくりです。ゲームと割り切っちゃえばそれなりに楽しめるんでしょうけど、ゴルファーとしては、画面のプレーと自分のプレーを比較してしまい「はぅ〜、ゲームの半分ぐらいのレベルでいいからラウンドできたらシングルハンディキャップになれるのに〜」とか悲しくなります（爆）。
マシンの処理速度が遅くて１ショット１ショットに時間がかかっていた、ってのもありますね。パソコンの性能が飛躍的にアップし、今、家庭用のしょぼいパソコンの性能がかつてのスーパーコンピュータ並・・なんて時代になっています。家庭用ゲーム機も代を重ね、恐ろしい性能になってました・・（笑）
さて、はなしをゲームに戻しましょう。みんなのGOLF、通称みんゴルも３作目。プレーステーション２専用ソフトとして圧倒的なパワーと美しさで家庭にやってきました。
対コンピュータでのＶＳモードから大会モードなどで一人で遊ぶことはもちろん、人数集めてワイワイと遊ぶこともできますし、インターネット上のみんゴルネットというのを使って全国を相手に遊ぶこともできるようになっています。
ま、至れり尽くせりってところですが、肝心なのはゲームの操作性ですね。いくら素晴らしいゲームでも操作が複雑ではおやじ達はついていけませんし、現実のゴルフとあまりにもかけ離れているのではゴルフとしての楽しみが減ってしまいます。
左が実際のコース上でのプレー画面。笑えるほどリアルでしょ（笑）。
操作は昔からあるゴルフゲームとほとんど同じで、左右に移動するバーに合わせてボタンをタイミング押ししてパワーとインパクトを決めるというもの。
インパクトの瞬間の操作で、ボールの打点を左右上下に移動させて球を曲げたり、バックスピンやトップスピンをかけることも可能ですが現実のゴルフと同じで、かけるだけならなんとかなるんですけど、量のコントロールとなるとねぇ・・（爆）
操作は簡単ですが、圧倒的なCUPパワーで実際のコースをラウンドしているようにサクサクとプレーすることができ、プレー上のストレスはほとんど溜まりません。
まあ、対戦モードで相手がコンピュータになると・・「ぐあっ！ てめ〜、人間じゃねぇ！」って叫びたくなるようなナイスショットしてきやがるのがムカつきますが・・ ← 人間じゃないもん・・
「いじめないでくださ〜い」とか言ってくる女の子ゴルファーが残り１９０ヤードで２鉄でピンに絡めたりすると「どっちがいぢめとんぢゃ！」って唸りたくなりますわ・・ったく
こういうのは小学生とか無茶苦茶上手いんですよね（汗）。
タイガーの様なスコアをだすのは子供に任せて、おやじ達は「コースマネージメント」を楽しみましょう。コンピュータは基本的に「最短距離を最大飛距離で攻める」ので ← 友達にもこういう奴何人かいます・・ 飛距離を抑えてきっちりレイアップして確実にパーを取っていければコンピュータ相手に善戦できるし、実際のゴルフにも非常に薬にたつと思います（笑）。
炎天下のラウンドや、灼熱地獄の練習場で無駄球を打つよりは、クーラーの効いた部屋でビールでも呑みながらゲームしてましょうよ・・万が一１００叩いてしまったら、そっと電源をOFFしてやれば、証拠は残りませんから・・ええ・・
首領のお薦め度： ソフトは安いんだけど問題はプレステ２本体だな・・ ８４点