TEARDROPパター
通信販売の雄! ついにゲット!


ゴルフの通信販売物の雄と言えばやっぱりこれです。老舗のティア・ドロップ・パター。

日本でも一時期ちょっとしたブームになったことのあるヘッド形状で、フェース面が平面ではななくて曲面になっているというもの。いまだにヘッドが茶筒のようなパターが売られたりしてるので、理論的にはそれなりに受け入れられているのかもしれません。一度は試してみたいと思っていたのですが、このパター滅多に店では売ってません。よほど通販に自信をもっているのか・・ 今回、見つけたのはゴルフExpの会場のバッタ品コーナー(笑)。$90が$30でした。じつはこれ、一世代前のモデルなんです。最新型はヘッドがシルバーの無塗装でヘッド内部に打ち込まれているバランスウェイトの形状も異なっています。そちらは通販でないと買えない模様。そのうちに挑戦したいとは思っているのですが・・

右がヘッドを横からみた写真。これを見れば特徴がよく分かるとおもいます。フェース面は曲面でソールは涙粒のような形状。Tear Drop(涙のしずく)ってのはここから来ています。ヘッド内部にはバランスウェイトが打ち込まれており、広いスポットと安定したバランスを保つのに役立っているとのこと。曲面のソールは地面に引っかかったりせずに抜群の抜けを与えてくれ、グリーンのカラーやエッジからのパッティングも安心して行えるというものです。

バランスウェイトのおかげで完全なフェイスバランスを保っており、扱い易さは抜群です。

曲面フェースがボールにトップスピンを与えて、ボールが跳ねたりせずに安定した転がりを見せるはずなんですが・・ ボールは球面。通常のパターは平面です。接触面は点ではありますが、フェースが上下左右に多少ずれても接触点への影響はそれほどありません。でもパターが曲面だとちょっと大変になりませんか? たしかに打つと良い転がりを見せて方向性も距離感も良いのですが、構えるヘッドの高さによって、妙にトップスピンがかかりすぎたり、逆にバックスピンがかかったりと扱い難い一面を覗かせます。

むー、TVの通信販売では使用説明ビデオがもれなくついています。ひょっとしたらそれに正しい打ち方ってのが載っているのでは・・ 私の買ったバッタ品にはそんなもの付いてませんでしたので・・ あうあう。

打感はかなり固めでカツンという音がきになります。全体のバランスはなかなかですが、セットアップのしかた(ヘッドの高さ)に慣れが必要。ボールの転がりには満足できます。残念ながら、私のお気に入りのエイリアンのパターを超える程のものではありませんでした。