「大統領になったら」(スティーヴン・P・ウィリアムス/扶桑社)読了。ホワイトハウスでの暮らし、大統領の日程、サポートするスタッフなど、大統領の日常をとりまくあれこれを紹介し、あなたが大統領になったらどういう生活を送るのかを教えるマニュアル本。大統領専用機の機内、ホワイトハウスの構造など、情報満載。 ホワイトハウスでは、新聞雑誌の購読や電話、インターネットは国が支払する。ホテル並のリネンサービスや食事もすべて国庫負担。ソフトドリンクやお菓子類もメーカーの寄贈ですべてタダ。しかし、ヘアスプレー、歯磨きなどの個人使用品は大統領個人の負担。ドライクリーニングや床屋も個人負担であるなど、無用な知識と思えるディテイルがまた面白い。 薄い本で読みやすく、すぐに読了。「最強の非実用書」と帯にあるが、まさにその通り。アメリカ大統領になる可能性のある人が日本版を読むはずなどない。はは。ビル・クリントンの自伝「マイライフ」も購入したのだが、まだ手がついていないのであった。 |