酔っ払って結構あれこれ発注した本が、ずいぶんとたくさん、しかも早くAmazonから届いた。まあ、仕事疲れの週末だから、まず気楽なものから。と思って手に取った、「おんなの窓」(伊藤理佐/文藝春秋)がやはり面白い。 週刊文春の巻末ページに連載した1コマ漫画にコメントを書き加えた1冊。文春は日本にいる頃からだいたい毎週買ってるから、連載当初から見てるのだが、追加されたコメントもあわせて読むと2度目でも十分楽しめる。 考えてみると、文春はその昔、「恨シュラン」でサイバラの連載も載せてたし、大田垣晴子を知ったのもこの週刊誌。この本の後書きを見るに、伊藤理沙もすでに連載4年目だと。ずいぶん女性マンガ家の売り出しには功績がある。伊藤理佐も、ついこの前から読み始めたような気がしてたのだが、時の流れるのは早いね。笑いを計算した自虐の中に、カラっとした明るさがあるのがよい。「やっちまったよ、一戸建て」など、数冊一緒に買ったので、この週末はあれこれ読んでみようかと。 |