Amazon.co.jpから「気まぐれコンセプト クロニクル」
到着。ホイチョイ・プロダクションズの名前を一躍有名にしたこの連載が始まったのが、もう25年以上も前とは。バブル前夜の84年から、バブル全盛、バブル崩壊を経て21世紀へと、全作品から抜粋したまさに「年代記」と呼ぶにふさわしい分厚い本。 ところどころ、昔の流行語やトレンドに注釈がついてるのを見ると、やはり過ぎ去った時の長さというものを痛感するが、この注釈がまた実に面白い。注釈込みで、貴重な歴史史料として成立しているというか。懐かしの年代から最近まで。まるでジェット・コースターで追憶のトンネルを疾走するが如し。実に面白い本だった。 しかし、あの80年代後半からのバブルと呼ばれる時代、私は何やってたんだと思い出してみるに、仕事がやたら忙しく、連日の残業続きで休日出勤も当たり前。スチャラカ楽しく遊んだ記憶があんまりない。もったいなかったとも思うが、その頃の仕事上の貯金で食ってるとも言える訳で。もっとも預金通帳のような残高など無いから、客観的に見たらもう残高は赤になってるのかもしれない。はは。 残業の後、連れ立ってちょっと飲みに行くとすぐに真夜中過ぎ。当時は、店を出てもタクシーなんぞ1台も止まる訳もなく、じゃあ、もう少し飲むかと同じ店にまた逆戻りしたり。ま、今にしてみれば、ホント何やってんのかといった日々だったなあ。 |