今週号の週刊文春に、森首相の品格についてのアンケートなんてのが載ってるのだが、とある政治記者のコメントが凄い。
「”神の国”だって本人は何が悪いんだと思っているだろう。もともと理解できてない。ほんもののパーです。あれほど何もないやつは珍しい」
まるで何か個人的恨みでもあるのかと思ってしまうほどのボロカス発言だが、身近で首相を見てる他の記者の発言見ても、(ま、匿名とはいえ)似たようなものなのである。「記者懇談で、オレは歌手のXXとヤッたと得意げに話すその品性下劣さ」と発言してる記者もいる。確かに品性下劣である。ただ、就任早々、ここまでひどい言われようをする総理ってのもあんまり見たことないな。
ま、確かに森首相に比べれば、「暗愚の帝王」と呼ばれた鈴木善幸元首相でさえ賢く見えるからアラ不思議。ただねえ、衆院が解散になって総選挙だが、野党が「神の国解散」と呼ぶほどに、首相の資質問題が総選挙の行方に影響を及ぼすかどうか。はっきり言って資質に欠けるのは自明だが、自民党も案外に選挙で惨敗しないような予測が多いし、また森首相ってことになってしまうのではないだろうか。
さて、本日も公認会計士が某書類の監査。ちょっとコメントがあった。
「会計に関する部分ではありませんし、些細なことなんですが、主要な設備の状況に出てるロンドン支店の所在地が「英国」となってます。一方、地域別セグメントの説明のほうの国名は「イギリス」となってますので、表記を統一されたほうがいいのでは」 なるほど、もっともである。同意して虚心にあちこちに出てくる国名や都市名の表記を見直すと、これが全然統一が取れてない。作成に携わった部下を集めてちょっと議論。
「やはり英国という表記は古いですね」
とまあ、発端は実にツマランことからあれこれと大修正で、実はあんまり笑い事ではないのである。去年まで作ってた奴は誰だと言いたいところだが、他社のを色々見ても、国名の表記は結構バラバラだから、些細な点は、どっちでもいいような気もする。ああいう国名の日本語表記に関しては、これが正式という何かがあるのだろうか。う〜む、わからん。 |