とうとう新年。21世紀ですなあ。とはいうものの、2000年で一足先に大騒ぎしたからか、さしたる感慨はないような。 そういえば、ずっと昔から、「21世紀は2001年から始まるのだ、2000年からではない」、と力説していたアイザック・アシモフは、2000年で先走ってカラ騒ぎする輩が大勢いると、肝心の2001年の感慨が薄れるのではと心配していたが、ま、実際その通りになったような気もする。 もっとも、2000年が新しいミレニアムの最初の年であると宣言したのは、ローマ・カトリック教会じゃなかったっけか。新しい世紀が2001年からで、新しい千年紀が2000年からってのも妙な気がするが、もともとが西洋の暦であるから、西洋の中でうまいこと調整つけてやってもらいたいもんである。ま、無理に調整つけてもらわんでも構わないが。<だったら黙っとけっちゅーの。 ということで、年末から新年にかけては鹿児島県は霧島で、ゴルフして、美味い物食って、焼酎飲んで、温泉入ってというのんびりした休暇。大晦日の深夜に霧島神宮に初詣に出かけたら、エラク寒くてすっかり風邪を引いたのがちょっと誤算だったが、それでも2日にはゴルフできるほどには回復。スコアは相変わらずハーフ50切ったり切らなかったり。 本日、鹿児島空港から、3時過ぎの羽田行きで帰京。羽田で乗ったタクシーの運転手は、なかなか道に詳しく、湾岸や首都高が渋滞しているところを縫ってスイスイと帰着。 配達済みの年賀状を見ていると、こっちが出してないところから何通も来ていて、こういうのが困るのだよなあ。会社関係は、明日から出社だから、別にいいような気もするが、中には違う部署の目上から来てるのもあるわけで、返事出さないわけにはゆかない。そろそろ日本も、会社関係の、新年の挨拶回りや年賀状も撤廃ってことにならないだろうか。 新年のずっと前から年賀状を投函させて仕分けをし、安いバイトを投入してまとめて配達するのに、年賀状の郵送料金には、バルクレートなどの大口ディスカウント無し。郵政省は大儲けらしいが、これも民営化したら、多分、配送料金は、今の半額でも大丈夫だろう。 |