昨日の日記読んだ、 う〜む、岐阜もあなどれないなあ、と、今日になって、昨日の日経産業を引っ張り出して岐阜のランキングを確認。え〜っと、「世帯当り帯域幅」では、岐阜県は佐賀県のひとつ前。ビリから3番目でした。<あかんがな。 ま、IT知事の奮闘努力も、まだ効果が現れるまでには至ってないようです。もっとも、何もやってない県と比べたら、数年後にはエライ差になってることでしょう。 まあ、しかし、三重県や北陸のブロードバンド対応が大都市圏よりもずっと進んでいるのは事実で、これは、地方ではケーブルTVがかなり普及しているという事である。そういう面では、日本も、よく考えてみれば、地方のほうが進んでいる面が多々あるに違いない。 外国に比べると、日本の家はウサギ小屋のように小さく、満員電車で通勤は1時間以上なんてよく聞くたとえだが、これらはすべて大都市近郊、特に東京の近郊にあてはまる悲惨な状況に過ぎない。 地方に行けば、アメリカ並とまではゆかなくとも、家や敷地も広いし、通勤は毎日車。物価も安い。生活は、アメリカとほとんど変わらない部分だって多いだろう。日本の大都市圏でも、ダウンタウンがスプロール化して、住居が郊外に向かうと同時に、企業も同様に郊外に移転してたらどうだったろうか。今ごろは、巨大なショッピングモールがあちこちの衛星都市に建設されて、日本の東京圏だって、ちょっとは様相が変わっていたはずなのだが、日本の首都計画ってのは、いったいどこを間違えたんだろうなあ。 そうそう、先日、生まれてこのかたずっと茨城在住というI主任と打ち合せ時に雑談していた。このI主任は親の実家で2世帯同居している。家の敷地が何坪あるのか尋ねたら、「いや、ちょっと坪では計らないっス」と言うわけである。 よく聞くと、「1反(たん)ちょっとある」とのこと。1反というと、300坪以上だ。都会では30坪程度に建てた一軒家だってあるから、およそ10軒分か。植木屋呼んだら手入れに3日間、料金20万円くらいかかる庭もあるらしい。ご先祖は悪代官か庄屋だったのかと聞くと、ごく普通の家でそれなんだという。いやはやしかし茨城も凄いねえ。 母親は家庭菜園やるのが趣味だと言うから、菜園は、その1反の家の敷地内にあるのかと聞いたら、別に借りてるのだという。この畑の広さがまた1反。300坪。都会の常識では、そういうのは家庭菜園ではなくて、もはや「農業」と呼ぶべきであると思うが、I主任は「家庭菜園」だと言い張るわけであった。 ま、なんか知らんが、ゴミゴミしたところに住んで、空気は汚いし、通勤は大変だし、払った税金は田舎の道路や社会資本の整備や第一次産業の保護に全部持って行かれる。自民党の利益誘導政治のおかげで、都市生活者が一番アホらしい目をみてる気がするよなあ。 |