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カルーセル麻紀が、大麻とコカインを所持してというニュース。本名が、「平原徹男」と聞いて笑ったのは私だけではないよなあ。もっとも彼女（っていうんだろうな、多分）も５８歳。今の時代なら、性同一性障害と同情されるべき立場なんだが、昔は気持ち悪いオカマと蔑まれてきたのだから、ホントは笑ってしまうのも気の毒なような。しかし、やはり笑うね、平原徹男。 もっとも、麻薬の不法所持は確かに犯罪ではあるが、報道で戸籍名まで出て、笑われるってのも確かに気の毒な話だ。戸籍の名前を変えるのは困難らしいが、不可能ではない。通称として別の名前が広く知られていて、本名ではかえって不都合がある場合には、戸籍名の変更も認められたはずだ。妹尾河童なんかは、この通称を戸籍の名前にしてしまったんではなかったっけ。 そういう面では、カルーセル麻紀も、わざわわモロッコで性転換手術までしたのだから、「平原麻紀」とでも戸籍名を変更しておけばよかったのだよなあ。戸籍の名前は、別に男につける名前と女につける名前を厳格に峻別してるわけではないから、大丈夫だったと思うのだが。 そうそう、拘置所では男性用独房に入れられたとニュースは伝えているが、ま、やっぱりこういうところは戸籍の性別で厳密に区分されるのだろう。 |