昨日の夜、部屋に戻ってブラウザを立ち上げると、「場所を見つけられません」のメッセージばかり出る。どこにも接続できないし、メールも取れない。PCを再起動しても、別室のPCでも同じ。 ここはマンション構内にLANを引いて、常時接続になってるのだが、そのサーバーが倒れたようだ。しかし、サポート会社に問い合わせようにもメールは使えない。困りますなあ。 いつのまにか、いつでも即時にネットに接続できるのが当たり前のような気がしていたが、サーバーが倒れると、まるで残りの世界から突然に絶ち切られたような、不可思議な喪失感、欠落感がある。TVが見られなくなっても、たいして不便はない気がするが。 久々にDTIにダイヤルアップ接続しようとトライ。しかし、認証で弾かれてしまう。そういえば、プランを一番格安の「My なんとか」に変更したら、アクセスポイントの電話番号が制限されたのだった。その番号を記したメールが、どこにも見つからず、結局、断念。 電話線にモデムで接続してた頃が、まるで遠い昔のように感じる。う〜む。備えなければ、憂いあり。 ネット接続に失敗して、しかたなくTVをつけると、「大家族スペシャル〜 貧乏なんかに負けないぞ」と言うのをやっていた。出てくる親は揃いも揃って、自分の甲斐性も考えず無制限にバカスカ子供生んで、一家全員で貧乏している愚鈍な奴ばかり。「貧乏に負けない」も何も、親が自分で自ら招いた災難。罪の無い子供は実に気の毒だという気がする。 以前、同じシリーズで見た親で、長女が中学校出たらすぐに働かせてたのがいた。しかも、この鬼畜な親は、10人以上いる子供の生活費が大変だとかで、長女の給料の大部分を家に入れさせていたのである。愚かな親が、自分の子供をギリギリまで搾取し、その将来をセッセと摘みとっている。信じられない。この親が、一人前に長女に説教してたのを見た時は、本当に吐き気がするほど気分が悪くなった。 親なら子供に何やってもいいのか。そういう疑問がフツフツとわく。もっとも、製作者側もそれは百も承知。ホノボノとしたナレーションとは裏腹に、「こいつらバカだな〜」と、優越感にひたる視聴者が大勢いることを、キチンと冷徹に計算して作られているのだ。日本のTVメディアの大衆蔑視は恐ろしい。そんなウソ寒い気がする番組である。 |