昨日は、TVでソルトレイク冬期五輪開会式。WTCから回収されたという星条旗が、国家斉唱の前に会場に運び込まれた時には、ああ、まだそれやるか、とちょっとばかり陰鬱な気分に。しかし、同時多発テロを想起させるような部分は、それ以外にはほとんどなかった。 スーパーボウルのハーフタイムショーは、テロの犠牲者の氏名を背景として映し出すなど、ちょっと、やりすぎではという気がしたが、オリンピックは国際的祭典だけあって、アメリカの国威発揚ムードも、ちょっとは穏当になったような。 歴代の冬季オリンピック開催都市の旗が入場して来る。アメリカの都市がアナウンスされる都度の大歓声。それにしても、アメリカ人は「アメリカ」が好きだ。日本に住んでると、時として、それがうらやましくも、うとましくも思える時がある。 聖火のランナーは、いったい誰かと思ってたが、会場に入ってつないで行く往年の金メダリストのほとんどは記憶に残っていない。やはり冬季オリンピックは印象が薄いなあ。最後に聖火を持った、昔のアメリカ・ホッケーチームも、ちっとも知らない。ま、基本的には、アメリカ人が懐かしがれば、それでよいイベントな訳なんであるが。 |