いよいよ、W杯開幕も近づいてきた。雑誌やTV番組でも特集が目立つ。考えてみると、前回のフランス・ワールドカップの時も、すでにこのWeb日記を書いていたのだ。あれからすでに4年経過。年取るのが早いわけである。ははは。 それにしても、英国で印刷したというチケットは、無事に到着したのだろうか。日本での大会で、なんでチケットをイギリスで印刷しなければいけないのか不思議だが、そこが腐敗と利権の伏魔殿、FIFAのやりかたなんだろなあ。ブラッター会長のところにも、ずいぶんとワイロが流れてるのではなかろうか。 「日本で開催する試合のチケットを、英国で印刷する必要がどこにあるか、バカタレ」と、毅然たる態度で断るべきであったと思うのだが。日本サッカー協会も、唯々諾々とFIFAの指令に従ったという印象である。 チケット到着遅延にしても、納期遅れに対しては、厳しいペナルティを事前に課しておくのが常識であるが、右往左往しているテイタラク見ると、おそらく契約には何も決めてないだろう。日本は、なめられるべくしてなめられているという気がする。 そういえば、フーリガン対策で、イギリス警察からも人が来ているらしいが、本場のフーリガンは大挙して襲来するだろうか。 日本に欧米から輸入した文化は、すべて日本流にアレンジされ、骨抜きになり、キレイにこじんまりと、日本風にまとまってしまう。本来ならば、イギリスからフーリガンが大挙してやってきて、サッカーという、血の沸騰する大衆スポーツの底辺にある恥部、暗部を完膚なきまでに見せつけてくれると、日本人の国際理解というものも、一段と深まるという気がするが。 「フーリガン戦記」を読むと、大暴れするフーリガンは、結構、イギリス警察に守られている部分がある。アウェイの応援に行くサポーターを、ホームチームのフーリガンの襲撃から守るために、警察が大人数を動員してガードするのが慣行になっているようだ。フーリガンも、警察が秩序を守るべき社会の構成要素に含まれているというという印象である。ま、イギリスの警察というのも、大変だ。撃ち殺せばいいと思うけどねえ。<オイ。 しかし、フーリガンというのは、どちらかというと、フランチャイズの地元チームに付属する存在で、イギリス代表に専門のフーリガンがいるわけでもない。そもそも、普段は、イギリスのチームのサポーター同士で抗争してるわけだからなあ。常識の無いヤツも多いから、日本がどこにあるか誰も知るまい。韓国との区別もつかないだろう。死人が出ては困るが、騒動が起こるくらいの人数は、せっかくのワールドカップだし、是非とも日本に来てもらいたいもんだが、はたして人数が揃うだろうか。<なに妙な心配してるんだって。 |