台風が過ぎて、朝は快晴。部屋からも富士山が見える。風が吹いてるが、気温は下がって通勤も快適。これからは、一雨ごとに秋が近づいてくるのだろうか。 仕事から帰ると、区役所から封印ハガキが。開けてみると、話題の住民票コードのお知らせであった。別に国から勝手に番号なんぞ付けられたくないが、ハガキが来なければ来ないで、なんだか心配な訳で。連絡があったと、なんだか安心。なんじゃ、それは。ははは。 ケタ数を数えると、ちゃんと11ケタある。ふ〜む。これが話題の、「日本人誰でも11ケタ」の住民票コードか。前にTVで、爆笑問題が住基ネットに触れて、「国民全員に11ケタの番号! 田中なんか3ケタで十分だよ」「なんでだよ!」というのには笑ったね。 しかし、11ケタもあれば、イヌやネコにまで付番しても余る気がする。アルファベットを使って、もうちょっと短くできなかったのだろうか。アメリカの、ソーシャル・セキュリティ・ナンバーは、確か数字だけで、3-2-4の合計9ケタだったと思ったな。ひょっとして、日本のには、入力ミスを防ぐチェック・デジットが入ってるのかもしれない ハガキの説明を読むと、「番号から住所を類推することはできない」、「家族でも連番にはならない」とある。別にお隣だから近い番号という訳ではなさそうだ。しかし、そうすると、いったい、どういう付番体系になっているのか、なかなか興味深い。 スタートに当たっては、日本の全国民に、ユニークな番号を付番したことになってるわけだが、これは実に難しい作業だ。日本全国民を網羅した単一のデータベースなんてのはどこにも存在しないと思うが、どうやって、ミスなくダブらずに付番したのか。成功したとは、ちょっと信じがたい。いくら片山虎之助総務相が大丈夫だとガナリたてても、信じがたいものは信じがたいのだ。ま、そのうち、あちこちで同じ番号振られたと、問題が出てくるのではないだろうか。 それにしても、この番号は、ちゃんと覚えておかないといけないんだろうか。忘れると困ったことになるのかね。何の時に使うのか、たいして広報もされてないし、よく分からんなあ。 そうそう、前に、ニュースステーションで、「封筒が透けて番号が読めてしまう」と久米宏が憤慨していたが、番号が他人に知られるとマズイことが起こるのだろうか。このハガキは、別に透けて見えないようだが。 ま、なんだか、あれこれと疑問がつきないハガキであった。 |