MADE IN JAPAN! 過去ログ

MIJ Archivesへ戻る。
MADE IN JAPAN MAINに戻る

2003/06/21 怪しいメール。

昨日の日記にコメント頂きまして、Jennifer Anistonは、ブラッド・ピットの奥さんで、TVの大ヒットシリーズに出演してるんだそうです。アメリカの連続ドラマってのも、やたら続くからなあ。そういう関係の人気者でしたか。なるほど。

今朝は、妙に早起きしたので、ちょっとゴルフの練習。120発ばかり打ったが蒸し暑いので退散。シャワー浴びて部屋でのんびり。最近、イヤというほどジャンク・メールが来るのだが、昨日来た「trustee needed」という「怪しいメール」は暇つぶしにちょっとおもしろかった。

メールは、mrs mariam sese_sekoという妙な名前で送られてきているのだが、こんな風に始まる。

Dear friend,

I am Mrs. Sese-seko widow of late President Mobutu Sese-seko of Zaire, now known as Democratic Republic of Congo (DRC). I am moved to write you this letter. This was in confidence considering my present circumstance and situation. I escaped along with my husband and two of our sons Kongolo and Basher out of Democratic Republic of Congo (DRC) to Abidjan, Cote d'ivoire where my family and I settled, while we later moved to settled in Morroco where my husband later died of cancer disease.


私は、ザイールの元大統領、モブツ・セセ・セコの未亡人であるが、本国を離れて亡命している。あなたに秘密で頼みたいことがある。というのである。

メールはこの後、亡夫はスイス銀行に何十億ドルかの預金を預けてあるが、預金が現政権によって封鎖されようとしている。南仏に所有していた城もフランス政府に接収された。この預金を私に代わって引き出し、世界にある投資資産の名義も変えるため、あなたに助けてほしいと続く。メールの最後はこれだ。

For this reason kindly furnish us your contact information,that is your personal telephone and fax number for validation purpose and acknowledge receipt of this mail using the above email address.
電話番号とFAX番号を教えれば、この元ザイール大統領未亡人の息子がコンタクトしてきて、資産の所在と今後の指示を伝えるというのであった。

これはもちろん詐欺メールである。戦後の日本をにぎわした詐欺としては「M資金」などというのがあったが、この手のメールも同様。但し、スケールは小さい。ずいぶん前に週刊誌でも報道されたことがあったが、まだ出まわっているとは。

連絡先を教えると、おそらくモロッコなりどこか外国の送金口座が示されて、身元確認のため証明としてなにがしかの金を送金せよと英文のFAXが入る。送金したらそれで音沙汰なしという奴だ。問い合わせしても外国の怪しげな銀行で、回答なんぞ来ない。元大統領とか、コートジボワールからモロッコに亡命とか、何十億ドルのスイス銀行にある預金とか、その手のヒッカケに目がくらんでつい信じる人がいるらしい。まあ、だいたいそんな秘密のメールがいきなり来るところから怪しさ満載な訳であるが。