仕事もバタバタしてたのでしばらく更新ストップしてしまった。思いついたことだけ記録を。 「白い巨塔」最終回 視聴率は、関東で32・1%、関西地区で39・9%だったそうだ。関西のほうが高いのは、やはり阪大をモデルにした浪速大学が舞台ということがあるのだろうか。田宮二郎はナチュラルな関西弁でしゃべっていたから、旧作からして関西のファンが多かったのかもしれない。 最後にちゃんとまとまるか心配したが、原作の印象深いエピソードは形が変わっても、本質的にはきちんと盛りこんである。病気を隠す医師団。意識が混濁し、鵜飼に「お前には用はない」と言う財前。里見の診察を受けに行く財前。ガンの専門医がガンで死ぬことを恥じると語る遺書。屍は生ける師なり。大河内教授の病理解剖室前で荘厳にドラマが終る。山崎豊子の原作が素晴らしかったのは事実だが、ドラマとしても実に上手くまとめてあった。 ひとつだけかすかに違和感があったのは、黒木瞳が財前に面会する状況か。原作では、財前の突然の入院によってケイ子は財前と連絡が取れなくなる。里見と会い、病名を教えてくれと頼むが里見は答えない。その悲しい苦悩の表情に財前の真の病名と、おそらくもう生きて会う帰ってくる機会がないことをケイ子は悟る。そして、里見に花だけ託して去って行くのであるが、このほうがずっと胸にきた。 もっとも全般として、とても素晴らしいドラマに仕上がっていた。大河内教授の病理解剖の後、人体改造と新造細胞の移植によって新しい命を吹き込まれた財前は、新造人間としてGWの映画「キャシャーン」に出演することになってるそうである。<違います。 ゴルフ 金曜日はなぜか会社がお休み。成田で本部のゴルフコンペに参加。朝は肌寒かったが日が差すにつれ段々と暖かく。キャディーさんが後ろの組で女子プロの服部道子がラウンドしてると教えてくれる。雑誌の取材か何かだろうか。「宮里藍ちゃんだったらサインもらいにゆくが水戸泉ではなあ」、など、聞こえたら殺されそうなことを言いつつのんびり回る。2組前を回ったM君はティーショットをプッシュアウトして隣のコースの服部道子組に2発連続で打ち込む。謝りに走って行くと、「危なかったですよ、落ちついて打ってくださいね」と叱られたそうである。はは。 風邪気味の体調、仕事の疲れ、今年になって初めてのラウンドという長いブランク。悪条件の割にはスコアはなかなか上出来。最終ホールのティーグラウンドで計算してみると、ダブルボギーで上がっても100を切る。もっともこういう皮算用をすると、とたんに悲惨な結果に終るのが我々アベレージ・ゴルファーの常。ドライバーショットは案の定ヘタレな当たり。やはりなあ。 185ヤード残した第2打が考え所。ライも悪い。安全策でいったんグリーン前の花道に刻もうとすると、キャディーがグリーンが空いてから打ちましょうと言う。待ってる間に突然考えが変わり、番手を上げてグリーンを直接狙うことに。こういう積極策はだいたいにおいて悲惨な結果を生むのが、これまた我々アベレージ・ゴルファーの常であるが、なんと第2打はまっすぐグリーン方向に向かいパー・オン。4パットはもうありえない。久々に100を切った爽快な最終ホール。もっとも3パットしたが。はは。 最終スコアは98。ダブル・ペリア方式で計算すると、隠しホールの具合がよくてNET71。運良く18名中最高スコアとなり優勝。8000円の商品券をもらう。まぐれ当たりのドラコンもひとつ取ったし、実に爽快なゴルフであった。 |