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2004/05/31 世界禁煙デーと清水健太郎

昨日の夜、SkyPerfecTVで「パルプ・フィクション」をやっていた。ビンセントとジュールスがスーツケースを取り返しに行く場面。パリのマクドナルドやらフット・マッサージやら、漫才のような掛け合いが実に飽きない。

交錯するいくつもの物語。それぞれの時間軸をバラバラにして切り離しシャッフルして再構成した編集の素晴らしさ。どの場面にも映画的な緊張が満ちて、何度見ても見飽きない映画になっている。ビデオも持ってるのだが、結局のところまた最後まで見てしまった。ジョン・トラボルタがこの1作でまたスターに返り咲いたというのも頷ける。



今朝は朝から、まるで真夏のような暑さ。これからまた梅雨が来るかと思うとうんざり。ところで、本日、5月31日はWHOが決めた「世界禁煙デー」だと日経に広告が。世界に禁煙を広める日。そんなのがあるとは知らなかった。

私が禁煙したのが01年8月。この夏でもう丸3年。身の回りでも、禁煙始めた頃とは色んな意味で色んな事が変わった。あっという間のような、ずいぶん長かったような。

最近の研究では、禁煙するのに遅すぎることはないとか。65歳でタバコを止めてもちゃんと効果があるのだ。昔よく喫煙者の言い訳で、「もう今から禁煙しても効果ないから」というのもよく聞いたがなあ。

しかし、今でも時折、バーやら飲食店で隣から香ってくるタバコの紫煙は懐かしい。タバコの煙に目を三角にする厳格な嫌煙権者と違うのは、私自身もかつてニコチンの奴隷であったから。食後の一服なんて美味かったよなあ。ゴルフ場での一服も美味かった。多分1本吸ったらあれよあれよと元の木阿弥だろう。だから吸わないのであるが。はは。

なんてことを考えてたら、清水健太郎が覚せい剤所持で逮捕のニュース。彼も逮捕されるのはいったい何回目だろう。人間の弱さを非難するのはたやすいが、ニコチンも含めてドラッグの習慣性は恐ろしく高い。「世界禁煙デー」には実に印象的なニュースというか。ま、タバコじゃなくて覚せい剤の話ではあるのだが。