昨日の夜は隅田川花火大会。浅草に住んでた時は面前に第２会場の打ち上げ花火が見えたものだが、最近はもう遠く見えるだけ。こんなのは見える部類に入らないか。それでもなお、花火というのは夏の風物詩として風情がある。
しかし、デジタルカメラで写すのはなかなか難しいな。
本日午後は上野の国立西洋美術館に出て、「聖杯 〜中世の金工美術〜」展。公開中の映画「キング・アーサー」がアーサー王伝説に忠実に作られたものだったら、聖杯探求伝説からみでこっちも人気が出たのでは。夏休みなのにかなり空いている。まあ、子供が喜ぶような展示でもないか。この美術展に出てるのはドイツ東部のプロテスタント教会所蔵、13世紀から15世紀のもの。
杯の台座に浮き彫りにされたキリストの復活や受胎告知の像には、よく見るとある種の約束事のような典型がある。旧約と新約の物語が時代によっては平行して彫られているのもなかなか面白い。「聖杯展」のあとは見なれた常設展示をブラブラと。美術館の中は夏でもヒンヤリして気持ちがよい。
部屋に戻って、「攻撃計画 〜ブッシュのイラク戦争〜」を読み進める。分厚い本だが、ところどころ翻訳が悪いのか読みづらい部分あり。感想は読了してから。夜は、「東京ヴェルディ×レアル・マドリード戦」。チームに投入してる金のケタが違うのだからタレントに大差があるのは当然だが、それにしても彼我の格差はやはり大きいな。