昨日の日記読んで、「フランスの柔道競技人口は日本より多い」との情報が複数の方から。ネットで検索すると確かにあちこちのサイトでもそう書かれている。知らなかったなあ。まあ確かに日本発祥とはいえ、日本で柔道やってるのは高校・大学の柔道部の連中くらい。それにしてもフランスというのも面白い国だ。 昨日の夜はオリンピック中継の合間をぬって、スカパーで「PRIDE GP」。小川直也は打撃攻撃を受けるとアワを食う、総合格闘技挑戦直後にもあった悪い癖が出た。しかし柔道家が腕ひしぎ逆十字固めにタップしてはいかんという気がする。ヒョードルは実に素早く、そして強い。 ミルコ・クロコップはヒョードルの弟アレキサンダーをボコボコに。左キック一閃で仰向けにダウンしたアレキサンダーの顔に更に失神するまでパンチを食らわせていたのは、前回の自分のダウンの屈辱を晴らすためか。 ヴァンダレイ・シウバは現在のところ総合格闘技ミドル級では世界最強かもしれない。恐ろしい速度で振りまわす左右のフックはまさに驚異。パンチもらってダウンした近藤有己の顔を体重をかけたストンピングで踏みつける様はまさに鬼神。踏みつけの1発目ですでに近藤は失神。レフェリーが止めるのが遅かったら恐ろしかった。PRIDEの試合というのは実に危険だ。ダウン後の打撃についてはもう少し対策を講じないと競技者の寿命を無駄に短くするのでは。厳格なルールで行っているボクシングでさえパンチ・ドランカーがいるのだから。 ヒョードル vs ノゲイラの決勝戦は偶然のバッティングでヒョードルが額を切り、出血激しくノーコンテスト。ドクターがチェックする傷口がアップで映ったのだが、バッティングによるパックリ開いた傷口があんなに深いものだとは知らなかった。ボクシングでも額切った選手を見て、まだまだ試合可能と安易に考えていたが、頭と頭が強烈にぶつかって開いた傷というのは凄いもんだ。初めて知った。いやはや。 今日はなんだかずいぶん涼しい気がした。空の雲にもなんだか秋の気配さえ。このまま涼しくなってほしいなあ。「廃炉時代が始まった 〜この原発はいらない」(舘野淳/朝日新聞社)購入。 |