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2005/02/25 ホリエモン・バッシングと西武グループ再編と。

暖かくなったと思ったら、また寒くなって。これもまた春の兆しだよなあ。

ライブドアは新株引受権付与停止の仮処分を地裁に申請。本日は、ライブドア株価が持ち直し、ニッポン放送・フジは下がったり上がったりを繰り返す。ホリエモン対フジ・サンケイ・グループの戦いは泥沼か。でも、見物する分には面白い 。

村上ファンドも、新株引受権行使で自分の持ち株の価値が希薄化する。高いほうに売ればよいと高みの見物のはずが、少々あわてているのでは。

しかし、同じことをやったのがソフトバンクや楽天であったらここまで反感を買い、バッシングを受けただろうか。ホリエモンの人を怒らせるキャラの特異性というのも興味深い。

ニッポン放送株取得の動機については不明だし、TVメディアへの進出についても実は確固たる計画は無さそうだ。しかしそれでもなお、ニッポン放送によるフジへの新株発行権の付与が公正な取引かと言われると疑問が残る。妥当性に疑問のある増資まで行うというのは、フジサンケイ・グループもなりふりかまわず躍起になっている印象を受けるのだが。

そういえば、同じく証券からみで話題になっている西武鉄道グループ再編における増資のほうは妥当だろうか。

新聞報道では、堤一族の資産管理会社、コクドを新会社に改編して、金融機関等から西武鉄道に増資を行い、新コクドから西武鉄道への出資比率を5%以内に下げるのだという。しかし現在の西武鉄道に本当に第三者割り当て増資の必要があるのか。単に堤義明及び堤家の財産を奪い、議決権を減らすための増資だとしたら、これまた公正な取引とは言えないような気がするのだが。

もっともこちらについては、「堤義明は権力を剥奪すべき悪者」という世評が確定してしまったから、集まる同情はホリエモンより更に少なかろう。しかしこの増資は本当に財産権の侵害に当たらないか。堤義明が証券取引法違反をしたからといって私有財産を取り上げてよいのか。私は別に堤義明を弁護するつもりはサラサラないが、これが正しい行為かどうかが気になるだけなのだ。

本当に堤義明は恭順にこの決定を受け入れるかね。法律論で反撃されたら、ずいぶんと問題になると思うがなあ。



昨日の夜は会社を出てから「しみづ」に電話。1時間くらいしかカウンタが空かないとのことだが、まあそれで十分。さっそく入店すると、先週もお会いした某氏がカウンタに。「はま田」には、もうすでに2回目の訪問を終えたとのこと。店は繁盛してたらしい。結構な話だなあ。

握りを何個食えるかという話など雑談。お酒を飲まず、お茶で初手から握ってもらえば、20個くらいは楽勝だろう。しかし30個は実に厳しいということで意見一致。しかし、お酒飲まないと30分で終わってしまって時間が持たないんですよね、などとお互いに。

ツマミは、タイ、サヨリ、タコ。平貝は炙って。ヤリイカ煮つけ。アジ、赤貝ヒモ、小柱、ハマグリなど。そろそろサバは種札から姿を消すらしい。種にも次第に春の気配。握りはいつもの通り。次のお客が訪ねてくる前に余裕でフィニッシュ。たとえ短い時間でも、慣れた店ならのんびりと過ごせる気がする。ホロ酔い加減でタクシー帰宅。