MADE IN JAPAN! 過去ログ

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2005/05/30 小野田さんはもういないのか / 二子山親方逝去 

先週、金曜の夜の飲み会では、フィリピンで80過ぎた日本兵発見のニュースを肴に、そういえば横井さんはどうの、小野田さんはどうだったと盛り上がったのだが、結局のところ本日の報道では尻つぼみに。

そもそも、あんまり信用できない、金目当てのような日本人が仲介者だったようだが、伝えられた名前はちゃんと記録に残っている正しい名前。フィリピンの山村では、日本にまで名乗り出ないが、戦争後に現地に残る事を自ら選んだ元日本兵も結構いると聞いたことがある。どこかの村で長生きてしていたそんなジイサマが金になると、胡散臭い連中が利用しただけなのか。報道では、フィリピンのミンダナオ島の山奥にしても、戦後60年もヒッソリ暮らせる秘境ではなく、反政府ゲリラの拠点だとか。小野田さんはもういないのか。すっかり昔話だよな。



元大関貴ノ花、二子山親方が逝去。優勝2回。まだ55歳だったのだとか。100キロちょっとの身体だったが、足腰と身体の柔らかさを生かしてよく50場所も大関勤めたものである。小兵ではあったが、立会いに一切変化することなくぶつかっていった正攻法。ちょっと悲愴感漂う土俵も記憶に残っている。兄貴も横綱、息子2名も横綱になったのだから、まさしく相撲一家であったが、奥さんは家を出て離婚、兄弟は仲悪い、親方株巡ってあれこれ実の息子の元貴乃花とも争いがあるとも報道された。まさしく一家離散。世の中、なかなか難しい。

2005/06/01 どうもまだオツムは治ってない / ノーネクタイ

今朝の日経朝刊にも二子山親方逝去のニュース。しかし、記事には、次男、貴乃花親方の、「私が(喪主を)やるというのが部屋の総意だったが、長男の勝氏がどうしてもやらせてほしいというので」との発言が掲載されている。逝去した病室でも誰が喪主をやるかでモメたとネットの報道で。

自分の相撲部屋だから、親方の言うこと聞かない奴はいないだろう。そういう意味では、部屋の誰に聞いたって「総意」は確かにその通り。しかし何の意味もない発言だ。兄貴に「氏」をつけるというのも実に妙な対応。

貴乃花が横綱だった時、怪しげな整体師に洗脳されたと報道された時は、土俵上でも実に目つきがおかしかった。引退して一時よくなったように感じたが、最近見ると、やはりまた目つきがおかしい。どうもまだオツムは治ってないんだなあ。部屋の財産やら親方株の相続問題でもモメていると雑誌にも報道されていたのもさもありなん。なぜあんな風に壊れてしまったのか。相撲に一時代を築いた素晴らしい横綱であったが、なんだか気の毒な気さえするな。親父もこの世を去るにあたってはずいぶんと心残りだったのではないだろうか。



昼食に行った店でTV見てると、政府やらお役所は本日からノーネクタイ奨励だとか。首相もノーネクタイで。確かに東京の夏は、先進国の首都の中では例外的に亜熱帯的気候だから、本来的にはネクタイなんてしてる場合ではないのである。もっとも、いくら地球温暖化防止とは言っても、ノーネクタイにするだけでは意味がない。エアコンの設定温度を高くしなければ実質的効果は無いはずだが、まだちょっと季節的に早くないかね。とはいっても、もう6月。梅雨も近くまで来てるだろうか。