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2005/08/21 ゴリラを見る / 亀井対ホリエモン 

土曜の朝はのんびり起床。ゴルフの練習で150発くらい打って一汗。ドライバーは当たるものの、方向まったく定まらず。しかしドライバーを打った後で5Iに戻ると、軽いドローがかかったきれいな弾道で飛んで行くのであった。

炎天下だが、午後からブラブラと散歩。上野まで出たが、ふと思いついて動物園に入ってみる。ここに来るのは人生において2度目くらいか。神戸の王子動物園には学生時代の暇つぶしによく行ったが、ゴリラの哀愁がなんともいえず好きだった。

ここ上野では、檻ではなく、実に広いエリアに放し飼い。しかも、ゴリラは順路脇の強化プラスティックの仕切りすぐ横で座り込んでいる。仕切りが無ければポンと肩を叩けるほどの近さ。まあ、実際にポンとやったらエライことになるだろうが、こんな近くでゴリラを見るのは初めてだな。

アングロサクソンにもゴリラみたいなのがいるけど、やはり人類とは骨格から何から実に違うなあ、と感心しながらしばし足を止めて見物。手の指なんか、まるでヌイグルミみたいなんだよなあ。まあ、向こうはもう人間には慣れているのだろうが、毎日見世物になって気の毒なことではある。ここのゴリラはイギリスの動物園生まれが多いようだ。生まれ故郷アフリカを知らない世代が、はるばる日本まで。世界も狭くなった。



夜は、「しみづ」。本日はちょっと時間をずらして。「最多来店記録」氏がカウンタに座ってないのは実に久しぶりな気がするな。2階の座敷は6名の宴会だとか。切りつけている白身の皮目の色がなんだか違うなと思ったら、もう白身はヒラメになっている。サバも種札に登場。寿司種の移り変わりも早い。最初にビール小瓶。その後で冷たい酒に。

ヒラメ、タコ、シャコ、昆布〆、トリ貝、シマアジ、軽く茹でたスミイカゲソ、アワビは肝と一緒に。サバは皮目を焼霜に。ウニ、イカ塩辛、カマス棒寿司など。握りはまずスミイカ1貫。もう1匹で2〜3貫握れる大きさが出ているとか。あとはいつもと同様。中トロは相変わらずシットリした旨み。コハダは1匹丸づけほどの大きさ。アナゴ、カンピョウ巻で〆。



帰宅してTV見てると、亀井静香とホリエモンが同じ番組に中継で出演。それにしても、亀井静香は頭が混乱しているのか、いつもの事なのか、実に言葉が拙い。何しゃべってるのかよく分からない。郵政民営反対理論にしても支離滅裂で、対案もなし。あれでは要するに、何も考えず小泉が嫌いだから反対しただけと取られてもしかたないだろう。

まあ、しかし、エロガッパ・ホリエモンも特段大した政策があるわけではない。ついこの前までニッポン放送乗っ取りのマネーゲームやってたのだから、政治の勉強してたとしたらそのほうが驚き。尾道では大歓迎を受けていたが、公職選挙法に禁止規定があり、インターネットは選挙活動に使えない。大都市圏ではないから、浮動票も期待薄。 観戦するには面白いが、結果はどうかな。まあ、本人は話題の中心になればそれでご満悦なんだろうが。


2005/08/19 ホリエモンと亀井静香

しかし、ホリエモンも面白い。小泉首相に誘われたからこそ、亀井静香の対抗馬として広島6区からの衆院出馬に乗り気となったはずだが、結局、無所属で勝手に出馬宣言。自民党も推薦せずとか。まったく他人の言うことを聞かん奴である。選挙にあまり強くない亀井静香にしたら、「まったく余計な奴が余計な時に」と泣きたい気持ちでは。

しかし、確たるデータがあるわけではないが、自民党支持者とホリエモンのファンは、あんまり重ならない印象。ホリエモンが無党派層と民主党支持層を食うと、亀井静香は逆に漁夫の利を得る可能性もあるような気がするのだが、結果や如何に。選挙では、若者票というのがあんまりアテにならない。大都市部ではホリエモン人気も強いだろうが、さて広島でどうか。選挙の激戦区展望というのは、一種、火事場見物のようなところがあって目が離せない。

亀井静香は、寝技や手練手管や権謀術数はあるが、理念や政策はないといった風の政治家。あちこちでモメ事を起こしているのを横から見物している分にはなかなか面白い。まして、ホリエモンとの死闘となると、これまた、なかなか見物だな。