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2005/08/30 辻元清美と「大阪お笑い百万票」の行方

衆院選がいよいよスタート。辻元清美は大阪10区から立候補。正義の名の下に他人に嬉々として石を投げつけた人間が有罪判決を受け、執行猶予中に立候補というのは、厚顔無視と呼ぶ以外に形容を思いつかないが。もちろん、執行猶予中の立候補を妨げる法律があるわけではない。昨年の参院戦にも出馬していた。それでもなお、辻元を応援するのなら、ムショから刑期を終えて出所してきた中村喜四郎元議員のほうを応援したいという気がするなあ。

昨年の参院選、辻元は、「大阪お笑い百万票」が加算されたか約72万票を獲得するものの惜敗。「お笑い百万票」は、王道としては、お笑いタレントに流れるのであるが、そもそも浮動票であるから、「オモロかったらエエやんか」のノリで、付和雷同して低きに流れる場合も往々にしてある。権威を嫌い、お上の規則や官僚主義を嫌うのが関西の体質だが、悪いほうに出るとロクでもない候補に票が流れるわけで。ま、どうなるやら。もっとも、先週の週刊文春、当落予想特集では、現在のところ当選には及ばないような。

同じ予想では、ホリエモンは民主党候補の票を食うも落選。亀井静香が漁夫の利を得ると出ている。まあ、頷ける結果ではある。トータルでは、自公、民主とも過半数に届かないとの結果。現段階の各種メディアの支持政党調査では、自民党が圧倒的優位だが、小選挙区制による個々の候補者の勝敗集積の結果は必ずしもその通りにはならない。実際の選挙結果では果たしてどうなるか。