正月明けのオフィスは、休み中暖房が入ってなかったせいか底冷えがする。昨日が仕事始め。午後は、毎年の恒例だが、川崎大師に出向いて厄払い。 4日にしては、参道にもさほどの混雑なし。景気も回復して「苦しい時の神頼み」が減ってるのではないか。去年の正月も割と空いてた記憶あり。もっとも、景気がよくなるとお参りに来ず、景気が悪くなると急に神頼みするというバチ当たりな態度では、ご利益にあずかることはできないよなあ、景気に関係なく来てる我々は偉い、などと雑談しながら、待合室でお茶を飲んで護摩法要の開始を待つ。 時間になって講堂に入り、護摩法要の揺らぐ炎を見つめ、低い読経のうねるような響きを聞いていると、なんだか陶然と眠気がしてくるような。もう何年も来てるわけだが、さて来年も来れるだろうか。法要が終りお札を貰い、これまた例年通り参道脇の飲み屋で新年会かねて一杯。 本日は勤務2日目だが、年末年始暴飲暴食の疲れがでてきた。本日は寄り道せずにまっすぐ帰宅。しばらく酒を抜いて肝臓をいたわらなければ。それにしても外は寒い。天空には怜悧な下弦の月が街を見下ろす。東北・北陸は大雪だそうだが、東京は不思議に雨も雪も降らない。 |