新年になったし、3連休だし、2005年の過去ログでも整理するかと始めたら、これが結構面倒で志半ばで中断。読書と映画の記録は、その都度内容別インデックスのほうに切り出していたのだが。 ま、今時、出来合いのブログ・サービスを使わずに、HTMLエディタでポチポチとテキスト打って作成し、過去ログを切り出して名前付けてファイル作成し、ディレクトリ別にサーバにアップロードするのをすべて手作業でやってるサイトなど絶滅寸前では。新しいことが面倒だからと昔のままやると、かえってずっと面倒だという見本のような話だな。いやはや。しかし、ブログに移行する気にはならないのであった。 ニュース見てたら、小泉首相が、東京・日本橋の上に架かる首都高速道をよそに移す計画を推進するという報道。まあ、確かにお江戸日本橋、昔の東海道基点という歴史的場所の上に高速道をゴテゴテと作り見る影もなくしてしまった日本のお役人の都市計画というものは、責められてしかるべきだ。ああいう計画を立案し、それを承認したお役人と政治家は、百叩きの上、江戸払いを申し付けたほうがよいと思うが、もうとっくに引退して悠々自適だろう。 しかし、日本の恥さらし、実にオソマツな都市計画だからといって、経済合理性がないのに巨額の金をかける移転を首相のツルの一声で計画するというのは納得ゆかんなあ。移転のあかつきには、キム・イルソンのように壮大な自分の銅像でも建てるか日本橋に。隣には石原慎太郎の銅像もついでに。 そもそも首都高速は、当初片側4車線、上下2段という壮大な計画だったのだが、「日本にそんな交通量が必要あるはずないだろ」という当時の大蔵省の見通しの効かない査定で半分の規模になったのだという。歴史的場所への敬意なく景観を壊すのだったら、今の倍の規模でやっておいてくれたら、少なくともずっと便利ではあったわけだが。 |