帰宅して、「刑務所の中」(花輪和一)を本棚から取り出し、刑務所で出る年末年始の食事なんてところを再読してたら、ちょうどTV、報道ステーションで、刑務所の年越しを特集。なんとも、シンクロニシティという奴ですな。 年越し蕎麦がカップ麺ってのも侘しいが、まあ、ホームレスに比べれば天国のような暮らしだ。タクシー強殺で無期懲役を受け、30年も刑務所にいる受刑者がいた。2名射殺して寸又峡で人質監禁事件を起こした金喜老がおよそ30年ちょっとで仮釈放。毎日念仏と反省の日々というが、この受刑者もそろそろ仮釈放だろうか。金喜老は「差別者の日本人を殺した英雄」として韓国に凱旋帰国したが、むこうでも放火事件起こしたり殺人未遂起こしたり。激情にかられて犯罪を起こす体質は何一つ変わっていない。刑務所は自由を束縛して罰を与える場所で、人間を矯正する機能など期待するほうが無理なのかもしれない。 そういえば、過去日記で「刑務所の中」の感想を書いた時、恋人が今刑務所にいるという女性からメールもらったこともあった。あれからもう5年。もう恋人は出所しただろう。時の経つのは早いもんだよなあ。 本日は髪を短くしてスッキリ。午後からランニング7キロ。外は寒いが、汗かくのはなかなか爽快。しかし天気悪いよなあ。 |