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2006/06/11 LPGAの女性ゴルファー

下記をアップしてからネットで検索してみると、ESPNでもワールドカップ日本vsオーストラリアを中継するようだ。しかし月曜から西海岸出張でちょうど移動中。残念。

午後からは、女子ゴルフ、LPGAチャンピオンシップをTVで観戦。2時からずっと見ていたことになる。首位でスタートした宮里藍は順位をキープしていたが、7番で痛恨のダブルボギー。プロでもショートで3オン、2パットなんてあるんだなあ、と妙な感心。私ならまあ普通にあるけどね。はは。

首位キープしてる時は、さすがにTVの画面にも割と映ったのだが、ESPNはソレンスタム、ミシェル・ウィーを追っかけるのに忙しく、2打差がついてからはめっきりと画面への登場が減った。やはりまだアメリカでの知名度がね。

結局のところ、最終日にスコアを伸ばしたSe Ri Pak(日本で言う朴セリですな)がカーリー・ウェブとのプレイオフを制して優勝。やはり最終日にスコアを伸ばさないと優勝は難しい。しかし宮里も、勝手の分からない異国の地に来た初年度としては、たいへんに頑張っている。アメリカと一口に言っても地域が変われば気候もまったく違う。知らない外国を毎週旅から旅、ホテル暮らしで、ゴルフ・コースも知らないところばかり転戦して回るのだから、疲労の度合いも並大抵ではないだろう。身体も小さいのにエライもんである。

まあ、もうひとつエライというと韓国人女子選手の活躍。毎週のLPGA試合順位を見ても、あきれるほどに韓国名の選手が上位に食い込んでいる。今回のチャンピオン・シップでも、Pak, Kim, Ahn, Yimなどのコリアン・ネーム多し。Yahoo!で経歴を見ると、9位タイまでの13名中韓国生まれが5人も入っている。20位までにもLeeさんが3名。体格だって宮里とドッコイドッコイ。これまたエライもんだ。

朴セリがLPGAチャンピオンシップに勝ってから急に韓国からアメリカを目指す女子選手が増えたのだ、とは昨日のゴルフ好き日本飯屋の親父談。そういえば、去年、オーストラリア・パースで見た「ジュニア・マスターズ」なる競技でも、女子には韓国系の名前がやたら多かった。しかし、韓国系の男子ゴルフ選手ってのはあんまり聞かないな。これには何か理由があるのか。もっとも日本の男子選手だって全然アメリカでは活躍していないのだが。男のほうは環境が変わるとテキメンにだらしないが、女性は辛抱強く適応力に優れている。語学にも強い。実際のところ女性のほうが海外向きなのかもしれないなと、そんな気もするのであった。

日本の男性ゴルファーで海外でも通用したというと青木功しか思いつかないが、青木には英語ペラペラでマネジャー兼任の賢夫人がいて、海外に同行した内助の功があったらしい。