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2006/12/03 しかし、彼らはもう皆、フィールドを去ってしまった 

本日も気温は低い。外出する気にもなれずTVでNFL、Bears vs Vikingsを観戦。金曜日、場所によっては30センチ近く降った雪が、綺麗になくなっているソルジャー・フィールドを見て整備にエライ手間がかかったろうと感心。フィールドには選手が暖を取るために熱風を噴出すような装置が置かれているのだが、ああいうので溶かしたのかね。実に不思議だ。

日中でも気温はマイナス5度程度で、やはりプレイするにはかなり厳しい環境。ファンブルやらパス失敗が多発するのも、やはり気温の影響を考えないわけにはゆかない。地元であるからBears応援したいところなのだが、先発クォーター・バック、レックス・グロスマンは、バカスカ相手にインターセプションを配給する相変わらず実にタコな出来。Field Visionと判断力に大いに難があり、まったく才能を感じない。プレイを見ていて面白くないし、あんまり応援する気にならんのだよなあ。

以前の駐在時にNFLに熱中していた頃は、ジョー・モンタナ、スティーヴ・ヤング、トロイ・エイクマン、ダン・マリーノ、ジョン・エルウェイ、ウォーレン・ムーンなどなど、綺羅星のごとくQBにスターがいて、どこ試合見ても飽きなかったような気がする。しかし、彼らはもう皆、フィールドを去ってしまった。そうそう、かろうじて、グリーンベイのブレット・ファーブがまだ現役を続けているのだが、彼とても往年の輝きは失せている。最近の素晴らしいプレイヤーというと、ペイトン・マニングか。しかし、全体に昔と比べてスターQBがいなくなったような気がする。まあ、こちらの勉強不足もあるのだろうが。もう少し色んなチームを見て、statsも読み込まないと、アメリカン・フットボールというのは面白くないのだ。

しかし、試合のほうは、Vikingsのブラッド・ジョンソンが、グロスマンに輪をかけてタコな出来。4発もパスがインターセプトされる。あれだけターンオーバーを食らっては絶対に勝てない。結局、Chicago Bearsが勝利。Bearsもあれで勝てたというのは実に儲けものというか。これで通算成績を10-2として、NFC北地区のDivision優勝が決定。地元としては実にめでたい話なのだが、しかし、どうもそんな強い印象が無いんだよなあ、このチームは。地元チームを応援しないと楽しくないのは分かってはいるものの、なんとも痛し痒し。