Webで日本のニュースを読んでると、国公立大の2次試験が始まったとのこと。そういえば、そんな時期だったか。もう遥か昔、私が受験した時は、なぜか自分の高校が受験会場。阪急電車の駅を降りて六甲の山にずっと坂を登ってゆくのだが、ずっと通い慣れた道を登ってると、なんだか大学受験に行く気がしなかったっけ。ちなみに、村上春樹はうちの高校の先輩で、聞くところによると、この、海を見下ろせる高台にある母校の想い出が投影された描写のある小説もあるのだとか。 校門のところでは、担任の教師が立っていて、「おう、頑張れよ」などと言うし、試験の部屋が、これまたちょうど私が1年生だった時のクラスルームだったりしたもんだから、そんな点ではずいぶん心理的なアドバンテージがあった。中学同窓で高校の時に別れてしまった友人と何人も再会したり、それほど得意ではなかった数学で、3問全部完答したと意気揚々と会場を出て、予備校が配ってる正解を見たら、第一問の空間座標の答えが全然間違えてた事が判明して青ざめたり。受かったからよかったが、不合格だったら、懐かしいとも言えなかったかもしれない、まだ春浅き日の想い出。 アメリカでは、2005年にブッシュがサインしたEnergy Policy Actにより、今年から、Daylight saving time (DST:いわゆるサマータイム)の始まりが3月の第2日曜からになる。これまではずっと4月の第一日曜で、ちょうど去年、私がアメリカに4月に再赴任して次の日がそうだった。今年の場合は、3月11日。もうあと2週間でサマータイム。しかし、本日夕刻から、このあたりでは雪が降り出し、少しばかり積もってるのである。まだ春も来てないのにサマータイムってのもなあ。 |