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1997/07/14 アメリカで飛行機事故に会う確率

今日は、またずいぶんとむし暑い日になった。前も書いたが、こう言う気候は、トウモロコシや大豆の生育にはいいのだろうが、人間にはちょっと不適だ。いつも50ドル程度のアパートの電気代が、6月には100ドルを超えた。暖房も冷房も、部屋のサーモスタットのスイッチで切り替えるだけだからあまり意識しないが、冷房がフル回転してるのだろう。西海岸が懐かしい。

ちょっと思い立って、年末に日本に帰国する便の予約を入れる。夏休みの日程も決まってないのに、ちょっと気がはやいが、予約を入れるだけならタダだし、うちのオフィスに関係会社の旅行代理店が駐在している。電話かける必要もなく、同じフロアのブースで出張の航空券も遊びのお出かけの予約もすべて、その場で、アポロ(UAの予約システム)の端末を見ながら処理できるので楽でいい。

どういう訳か、UAはシカゴ・関空の直行便がない。シカゴと大阪は姉妹都市で、こっちにも結構関西の人間がいると思うが、サンフランで一度乗り継ぎとなる。今回は、シカゴ・成田直行便で東京に行き、ちょっと用事をすませてから神戸に帰る事にした。帰りは、関空からサンフラン乗り継ぎ。まだ、予約はガラガラのようだ。今年の正月も、関空からサンフラン乗り継ぎでシカゴに帰ったがシカゴ・サンフラン便が故障の為大幅に出発が遅れて、サンフランの空港で、3時間近く待たされた。もっとも、そのおかげで、49ersのプレイオフゲームをUAのラウンジで見れたのだが。(結局、負けてしまったのだが)

考えてみると、日本にいた時は、関西との行き帰りも、新幹線を使っていた為、ほとんど飛行機になんて乗っていない。こちらに来てから、出張や、日本への帰省等で、だいたい、年間7万マイル程度乗っている事になる。7万マイルというと、だいたい11万キロ。地球の直径が、だいだい1万2000キロらしいから、地球一周が3万8千キロ。だいたい毎年、地球を3周弱。

こうなると、気になってくるのが、飛行機事故に会う確率が、かなり高まっているのではないかと言う事だ。ちょっと計算してみよう。しばらく前に、こちらの新聞に、非常にシリアスな飛行機事故に会う確率(かならずしもfatal=死ぬと言う事ではないが)が、飛行機会社別に掲載されていた。UAもAAも、だいたいおおざっぱに、100万飛行時間につき、1回程度らしい。

では、7万マイルが何飛行時間に当たるか、と言うと、え〜っと、シカゴ・サンフランが約1900マイルで4時間半として、時速420マイルくらいか。7万マイルを時速で割ると、だいたい毎年160時間程度、飛行機に乗ってる訳だ。100万時間で割ると、確率は6250分の1ですな。要するに、私程度の出張で、だいたい6250年に1回事故に会う可能性がある。と言うことだろうか。

シカゴ・サンフランが4時間半のフライトとすると、この特定のフライトで事故に会う確率が、だいたい22万2千回に1回。だいたい、ほとんど事故に会う確率はないものと考えてもよさそうだ。なんだか「じぶん更新日記」みたいになっちゃったな。はは。