本日は午前中お休みを取って、撤収作業の遅れを取り戻そう、と考えたのだが、昨日アイリッシュ・ウイスキーなるものをちょっとばかし飲み過ぎたか、目が覚めるとこれが10時。まあこうなる事は分かってたようなもんだけどなあ。午後もお休みと行きたいところだが、夕方には一緒にプロジェクトをやってたコンサルタントが送別の会食をセットしてくれているので一応出社しなくてはいけない。
会食場所はシカゴのダウンタウンの有名なフランス料理屋らしい。私、おフランス料理はお嫌いでございますのよ。と言いたいところだが、まあせっかくむこうが予約してくれたのを断る訳にもなあ。イタリアンとか普通のアメリカンのレストランは、気楽なところが多いけど、アメリカでもフレンチと名乗るところはちょっと敷居が高いような気がする。で、会社に来ると、レストランの案内のコピーが机に置いてあったのだが、これがフランス語で書いてやがる。けしからん<自分がフランス語できないからって怒るな(笑)。
この調子ではメニューもフレンチで書いてあるな、きっと。アメリカ人がさっぱり解らないのを見て笑おうと言う魂胆と見た。だからフランス野郎は・・<ちょっと被害妄想気味。フレンチで書かれてると、メニュー見てもチンプンカンプンだなあ。フレンチワインもあんまり知識無いし。以前、プロジェクトにフランス人がいた時は便利だった。この料理にはこれしか合わない、なんてうんちくをたれて頼むのだけど、これが本当に素晴らしくマッチする。実際にワインは料理を引き立てる酒だと言う事を実感したのは、後にも先にもその時だけ。子どもの頃からワインを飲んで育った本場人の凄さをまざまざと見せつけられた。しかし、今日はうちの上司も一緒だから、道連れで変な恥をかくのではないかと心配だ。メニューの説明の時に、いきなり「ビアー!」なんて怒鳴らないように頼んまっせ。
電話とケーブルTV会社に口座閉鎖の電話。なかなかどちらも愛想がよい。オペレータがコンピュータに必要事項をポンポンと入力しておしまい。9月30日でどちらもDisconnectして最後の請求は会社に送ってもらう。サイン済みの小切手を誰かに預けておいて最終の支払いを済ませようと言う算段。こういう時には日本の口座引き落としのほうが便利かもしれない。頼めばこちらでもそうできるようだが、請求の誤りが多いからなあ。
しかしアメリカ人はどうしてこう小切手が好きなのか。毎月1回、色々な公共料金や家賃、カード、ローンの返済など、切らなければいけない小切手の数はかなりのものです。スーパーなんかの買い物でもその都度小切手を切ってるアメリカ人は多いから、アメリカの銀行はこの小切手の処理に多大の労力を費やしてる。
うちの会社の給料も銀行振り込みが可能なのに、それでも小切手で貰う事を選択しているアメリカ人が大勢いる。銀行のほうも手数を減らす為に給与振り込み(Direct Dipositと言う)にすると手数料を下げるとかのサービスがあるのに、それでもなお小切手で貰いたがるのは何か理由でもあるんだろうか。やはり小切手を目にしないと不安なのか。そう言えば以前、日本人駐在員で1人だけ、小切手でもらう事を選択してた人がいて、日本人給与担当のオバチャンは、1人だけ小切手だと面倒でかなわんとこぼしてたなあ。