MADE IN JAPAN! 過去ログ

MIJ Archivesへ戻る。
MADE IN JAPAN MAINに戻る

1997/09/26 他人の金でリッチに駐在生活の最後を飾る

昨日の夜はシカゴダウンタウンで会食。郊外の会社を5時半にタクシーで上司と出発したが、ローリングストーンズのコンサートの影響か、やたらルート90が混んでいて、到着するのになんと2時間もかかってしまった。場所はビルの40階にあるフランス料理屋。幸いな事にメニューにはちゃんと英語が併記されている。なかなかよろしい。

食前酒を飲みながら話している時、向こうのパートナーが今週NYに出張した時、ラジオで、なぜローリングストーンズの全米ツアーの初日がシカゴでNYじゃないのかと、ニューヨーカーの怒りが爆発していたなんて話をした。うちのベジタリアンのMISマネジャーはNY出身なので、やっぱり本来はNYだよなあ、などど同調する。そうすると生粋のシカゴニアンのマネジャーが一言。「シカゴはブルースの本場だからさ」。なるほど、うまいっ! ストーンズの音楽のルーツはブルースだもんな。シカゴの連中も周りにあれこれ言われないようにちゃんと考えてるんですな。

料理のほうは、前菜にとったサーモンのスフレと主菜の店特製ポーチド・ビーフ・ポトフ風がなかなかよかった。ワインを選べと言われたが、どえらく高いのばかりなので気後れして、向こうにまかす。で、83年のボルドーを注文。結構高そうだ。自分ではまず頼まないだろう。かなりオリが出ているのでデキャンタージュしてグラスに注がれるが、なかなか渋い重みがあって結構。メインをもっと重たいソースのものにすればよかった。しかし、見るからに高そうな店だし、勘定は相当いったと思うなあ。まあ、自分で払うわけではないけど。


本日は仕事を午前中で切り上げてゴルフ。これも遊びと言うよりは取引先からの送別の接待なので、忙しいし、決して行きたい訳ではないのだが、しょうがないのです。<だったら断れって。コグヒルの4番コースと言うと、先日もモトローラ・ウエスタン・オープンというプロの試合が行われた有名なところで、タイガー・ウッズも来ていた。非常にきれいなコースだが、バンカーがあちこちにあってなかなか難しい。なかなかパーオンできずに必ずバンカーに捕まる。しかしどうした事か、バンカーショットが好調でポンポン出る。<バンカーに入れない事をもっと考えないとなあ。なんとか辛抱のゴルフ(笑)で、前半52で折り返し。後半頑張るかと思っていたが、案の定辛抱が続かず、ガタガタ崩れる。なんだかいつもの事だ。なんとか日没寸前に回り終えた。

なんだかこの2日間は他人の金でリッチにやらしてもらってラッキー。明日も私はタダの送別ゴルフ。まあ駐在生活終わりに一度くらいはね。わはは。しかし帰国準備はちっとも進んでいないのだった。