今日は午前中会社をお休みして、二俣川の運転免許試験場へ。アメリカ滞在中に失効してしまった日本の運転免許の更新手続き。海外駐在などで日本を離れていた場合、失効後3年以内なら、学科・実技試験とも免除で更新手続きができる。日本にいて、うっかり更新を忘れた場合でも、失効から6ヶ月以内なら、復活できるそうだ。私のは平成7年9月に失効したから、もう2年前。
妹が神戸で、同様に海外滞在の為失効した日本の免許を更新した時は、パスポートの入出国記録を見られて、一時帰国してたのが分かると、なんでその時更新しなかったかなどど、ウダウダ言われたそうだ。アメリカから2月前に帰国した駐在員は、東京で更新したのだが、アメリカの免許証の翻訳をJAFで貰ってこいなんて言われて、一日無駄足を踏んだらしい。うるさい事を言われたらかなわんなあ。しかし、神奈川県の免許センタに電話すると、パスポートとアメリカの免許と本籍の入った住民票でいいと言うので、それだけを持参。
係員に手続き方法を聞いて証紙を購入。3900円。写真も必要だと言うので、センタ内で撮影。期限切れ更新の窓口に並ぶ。順番がきて、係員に申請用紙と住民票を提出。海外在住だった為の期限切れ更新だと話す。じゃあパスポートを、と言うので、先方に渡そうとすると、係員は自分では調べずに、日本からの出国日と再入国日を口頭で聞いて、書類に書いて行く。「日本に途中で帰国しましたか」、と聞くが、全然パスポートを調べる様子がないので、「いや、一度も日本には帰ってません」、とハッタリをカマすと、あっさりOK。わはははh。普通は4年半もいたら絶対帰って来てるっちゅうねん(笑)
実際のところ、何度も日本に出張したり、休みで帰ったりしてるが、いちいち聞かれると面倒だし。外国運転免許の有無も聞かれて、呈示するが、やっぱり係員は見ようともせず、どこの発行か、とか発行日とか有効期限などを私に聞いて、書類に書き込んでゆくのみ。英語の書類を見るのが嫌なんだな、きっと。いや〜、いい担当に当たった(笑)。免許証の翻訳を持ってこいなんて言われなくてよかった。
書類のほうはそれでOK。しかし、視力検査の後、やっぱり講習を受けなければいけないらしい。ちょっと待たされて、大きな会議室で1時間ばかり、映画を見せられた後で講義を聞く。この間に申請書類の処理をやってるようだ。交通事故撲滅の為に、講習で印象に残った事だけ書いとこう。<私ってなんて真面目なんでしょう。はは。
- 神奈川県は昨日までの統計で、本年度の交通事故件数、負傷者数とも全国都道府県トップ(神奈川で運転する時は、事故に注意しよう)
- 神奈川県内で、一日の事故は平均、190件、負傷者は200人、死亡者は1名くらい(毎日200人も怪我してるとはね)
- 昨日までの死亡者数のトップは北海道で、何年も不動の一位の座に君臨している(北海道では、死なないように運転しなければ)
その後、受け付け書類を返却されて、写真撮影。30分ばかり待って、無事、免許証の再交付。日本の免許も、最近はクレジットカードサイズになっったんですな。免許番号は以前とまったく同じ、しかし、免許取得日が今日の日付になっており、昔の取得日が消えてしまった。あれれ。もっとも裏面には初心者標識免除の印が押してある。初心者マークなんてつけるの嫌だもんなあ。取得日が今日だと、交通違反の前歴なんかも消えてるかな。でも、警察の事だから、そっちのほうは消えてないんだろうな、きっと。
海外に住んでた以外にも、刑務所に収監中で免許の更新ができなかった場合にも、救済処置があるようだ。そりゃあムショでは更新できないもんね。海外に住んでたかどうかはパスポートで分かるとして、刑務所にいた期間はどうやって証明するんだろう。お勤めが終わる時に、服役証明書か何かをくれるのだろうか。そんな物持ち歩いてもしょうがないけどさ(笑)。
写真撮影の前にいったん返してもらった申請書類を見ると、警察使用欄に、更新区分なんて欄があって、私の場合、Bに丸がついており、付箋紙がついてる。多分、Aが、一番普通の6ヶ月内の失効後更新でしょう。すると、Bが海外滞在だろうか。Cなんてのもあったけど、これがムショ帰りか? <おいおい。それとも、海外も刑務所も、不在扱いで同じBなのか。じゃあCはなんだろ。色々と疑問は尽きない。
一応、午後から出社。だんだんと日本の狭い事務所にも再適応してきたが、いまだに電話を取るときは、一瞬「Hello」と言いそうになって、いかんいかん、ここは日本だったと思い出す。こっちからかける時は大丈夫なんだけど。こっちの事務所はカジュアル・デイなんてないのだが、先週の金曜日の朝は、つい今までの習慣で、ノータイで出かけようとして、部屋を出る直前に気づいた。どうもまだ海外ぼけが残ってるようですな。
夜は、元アメリカ駐在組が3人そろって、今度、明日、アメリカに赴任する後輩の送別会がてら飲みに行く。彼は初めての海外赴任なので、海外暮らしはどえらく大変だぞと色々と脅かしてみんなで喜ぼうという趣旨。いやあ、楽しかったなあ。