財布を見て、むこうで作成したアメックスをまだキャンセルしてなかった事を思い出した。キャンセルするよりも、そのまま日本のカードに切り替えるほうが手間がかからないような気がしたので、日本のアメックスに電話。

以前持ってた日本発行のアメックスは、駐在に出る時にいったんキャンセルして、アメリカで新規に申し込んだはずだが、日本の昔のカードを復活させると言う。生年月日や勤務先を確認してくるところを見ると、以前のファイルもコンピュータに残っているようだ。

とすると、昔のクレジット履歴もちゃんと保持されてるんだろうか。まあ、支払遅延は起こしてないはずだから、問題ないとは思うが。アメリカのカードを旅行中に落としたりした時は、すぐに臨時カードを発行してくれるようだが、日本カードへの切り替えは、審査に２週間程度かかると言う。しかし、アメリカのカードはむこうでキャンセルしてくれるし、すでにドルで払い込んだ年会費があるのだったら、日割り計算で日本のカードにクレジットすると言う。なかなかアメックスは態度よろしい。出かける時は忘れずに！

もっともアメリカでは手数料が高いのが嫌われてか、アメックスの使えないところが段々と増えて来てるようだが。

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部屋に戻ると、ファーストシカゴから口座閉鎖の連絡が来ていた。先日シカゴ事務所の後輩に頼んでやってもらったもの。口座閉鎖の「Advise of debit」に、Arlington Heights支店の顧客担当係のフリーハンドのメモがついていて、「口座住所の変更もやっておいたので、最後の計算書は日本の住所に送付するよん」、と書いてある。わざわざ日本の住所まで送ってくるとは、これまたなかなかサービスよろしい。

ところで、アメリカから来たこの封筒だが、「International Priority Mail」と書かれた２５セントのスタンプが押してある。日本国内の封書だって８０円するのに、これまたえらく安い。個人で出す時は、もっとしたように思ったが、一種のBulk rateが適用になっているのだろうか。ちょっと不思議だ。

さて、これで昨年度のTax returnも終了したし、口座もすべて閉鎖。駐在生活の残務整理は完全に終了した事になる。なんとなくスッキリしたが、逆に、すっかりアメリカと縁が切れたような寂寞感も少々感じる。まあ、それが嫌だから、無意識のうちに、ダラダラと整理を引き伸ばしていたのかも知れない。しかし、何事にも、いつかは終わりがくる。それは、残念な時もあるけれど。