昨日は、恥ずかしながらFF8に時間を取られて更新する意欲が無かった。いや、別に予約してたわけではないけど、土曜日に街に出ると、売ってるところには売ってるもんで、つい買ってしまったのだった。はは。
昨日の夜からおよそ12時間を費やして、ようやく魔女暗殺が失敗して、2枚目のディスクまで来たわけだが、だいたい堪能したので、もういいやって気になってきた。
ファイナルファンタジーのシリーズは確か3作くらいはやった事があるが、PSに移行した前作も含めて、一度も最後まで行った事がない。反面、ドラゴンクエストは、前作はアメリカにいたからやり逃したものの、それ以前は全作クリアしたから、やはり相性ってのもあるのか。
もっとも考えて見ると、FFのゲームシステムは、あんまりユーザーにやさしくない。セーブし忘れたり、変なところでうかつにセーブすると、袋小路に閉じ込められてしまうようなところがある。
今回新しく採用されたジャンクション・システムも実に複雑で、パーティーが変わるたびに設定を変更しなければならない。実に面倒だ。何度も忘れて先に進んでえらい目にあった。<それは単に私が愚かなのか。はは。
しかし、キャラクターの行動を決めるコマンドなんて前作と同じで固定して誰も困らないと思うのだけどなあ。ストーリーとは無縁の経験値上げやアイテムを探して長時間時間を空費するのも、いつもながら、ドラゴンクエストよりもFFのほうにずっと顕著な気がする。
3Dのムービーや、キャラクターの動きにはゲームでここまでできるのかと本当に感心したが、シナリオはどうにもお粗末でドラマ性にかける。12時間もやった割には、ここまでの筋書きなんて、かいつまんでいうと、2言3言でカタがついてしまう程度。
いきなりもうひとりの主人公(?)の物語が挟まるのも、ユーザーを混乱させて、ストーリーの流れを阻害する。あとひどいのは主人公達のセリフだな。時折はさむギャグもどきも、寒いことこの上ない。映画でいうなら、主演俳優はそろって映像はきれいだが、脚本の出来が最悪という感じだろうか。 まだまだ遥かな道なんで、この時点でどうのこうの言うのは早計のような気もするが、すでにして飽きてきた。ディスクがあと3枚あるってのは、あと何十時間やらなくてはならないだろうか。
それにしても、もっとストーリー性にとんで、経験値稼ぎや魔法収集やアイテム探しは最小限で済んで、イベントは盛りだくさんで、せいぜい10時間くらいで終わる。こういうRPGがないもんかね。
映画だって2時間1800円。10時間で7800円だって別に高いとは思わないし、その程度で終わってもらったら、またやろうかって気にもなって、何回も楽しめる。あらすじ知ってる映画のビデオを何度も見るようなもんだしなあ。マップや登場人物を限定すれば、開発費も格段に少なくてすむだろう。ただ、問題は映画で言う脚本だな。
とまあ、今回も最後まで行かない気がしてきたので、こういう風にウダウダと自己正当化が始まってるのですな。 |