Yahoo!のニュース見てると、「タコ輸入で脱税容疑」という珍妙な題名のニュースがあって、商社、兼松に強制捜査が入ったらしい。アフリカからタコを輸入すると特恵関税が適用になる。これを利用して、アフリカ産でないタコの原産地証明を偽造し、会社ぐるみで輸入税を脱税していたとか。 すでに丸紅、豊田通商などが捜査を受けていて、前にも報道されたニュースだが、兼松はリストラで大幅な人員削減を行って、総合商社の看板まで下ろしてしまっている。脱税した当時の担当なんて、すでに会社にいないような気がするがなあ。それとも兼松の屋台骨を支える大口取引として残ってるのかねえ、タコ輸入。 タコなんぞは日本近海にもいるだろうが、わざわざ脱税してまで海外から輸入するほど需要があるとは。 値段の安い冷凍タコを大量に消費してるというと、屋台のタコ焼き、回転すし、飲み屋のタコブツなんかだろうか。関西ではお好み焼きにも入れる。考えてみると意外に使うもんである。イタリアやスペインでも使う食材だが、国民1人当たりのタコ消費量では、日本人がおそらく世界最高ではなかろうか。 そうそう、関係ない余談だが、大手の水産会社では、昔はタコ課とかイカ課というのがあったという伝説を聞いたことがある。扱ってる商品をそのまま課の名前にしたわけだが、電話取ったら、「はい、タコ課です」、名刺出して、「タコ課長のXXです」と名乗る。やはり、タコ課長にはなりたくないから、水産会社に就職しなくてよかった。 ということで、本日は終わり。いったい何を書いてるのやら。 |