昨日、Yahooのニュース見てると、<白い粉>知人に送った被告を郵便法違反で起訴 という記事があった。 米国の炭疽(たんそ)菌事件に便乗して、嫌がらせに郵便で白い粉を送った容疑者が、東京地検に、脅迫と郵便法違反の罪で起訴されたんだそうだ。それにしても、馬鹿者がいるもんである。テロ事件で疑心暗鬼になってる時に、そんなものを送られては、郵便局の職員も大迷惑だろう。 ゆうびんホームページには、「小麦粉等の白い粉末を郵便物として差し出される場合についてのお願い」というお知らせが掲載されている。 「郵便局で、白い粉がこぼれ出ている郵便物を発見した場合には、当該白い粉が炭疽菌と関係ないことが判明するまで、周辺の郵便物も含め郵便局に保管し、検査結果が出て、郵便物の安全が確認された後に、受取人の方に配達しています。」と、なんだかバカ丁寧な「お願い」が書いてあるのだが、テロ事件に便乗して、用も無く白い粉を郵便で送るような輩、社会不安をあおるような愉快犯、確信犯は、どんどん逮捕すればよろしい。だいたい、「まぎらわしい白い粉は郵便で送るな」と書いても誰も文句言わないと思うのだが。 もっとも、昨日、TVを見てたら、炭疽菌というのは、微細に加工されてると、普通の紙をスリ抜けるのだそうだ。だとしたら、封筒から白い粉がこぼれてるのを見つけた時点では、時すでに遅しである。こぼれてようが、こぼれてまいが、関係なく危険ということになる。う〜む。 ま、それにしても、炭疽菌郵便は、本当にビン・ラディンが関与してるテロなのだろうか。というより、同時多発テロそのものも、確固たる証拠は何も公開されずに、ごく限られた人々に提示されただけで、アメリカはアフガンのタリバン攻撃に突入しているわけであるが、どうにも拙速な気がする。 そろそろ、「アフガンは第2のベトナムになるのではないか」という論調も日本では散見されるようになってきた。ソ連が10万人近い地上軍を投入しても制圧できず、さんざんな目にあって撤退した土地だからなあ。 |