朝、ニュースを見ると、国内で3頭目の狂牛病の牛発見のニュース。最初の2頭とは感染源が違うと思われるので、まあ、これからも、全国あちこちで出てくるだろう。やはりなあ。 妙なタイミングであるが、朝っぱらから、以前に何度か行った築地のステーキ屋から電話あり。「12月も、まだお席空いてます。お暇な時に、是非どうぞ」という営業電話である。 気の毒とは思ったが、狂牛病の影響を聞いてみると、「やはり影響ございます。国産でも黒毛和牛からは感染が発見されてませんが、ホルスタインと混同しておられる方も多々おられまして」と暗い声である。 イギリスでも肉牛の感染が少ないのは、2〜3歳で屠殺されてしまうため、発症前であるに過ぎない、という説もある。そういう点では、黒毛和牛だから安全だとは言えない。しかし、肉骨紛が本当に感染ルートだとするなら、主として乳牛に与えられるエサであって、高級和牛には使われてないだろう。もっとも、北海道の狂牛病感染で言われているように、飼料工場で豚・鳥用の飼料と混ざったのが原因だとしたら、肉牛には使われてないという理論も崩れてしまうよなあ。 ま、牛肉を食べての感染というのは、まだ証明された事実でもないし、確率から言ってもたいへんに低い。ステーキ屋には、また機会があればゆく旨を伝えて電話を切る。そのうち焼肉屋やステーキ屋で倒産するところも出てくるんじゃないだろうか。 雅子妃殿下が出産のために昨夜入院。いよいよ皇太孫誕生か。それにしても、夜中に病院に向かうのに、ちゃんとした格好して、車の窓からニコヤカに報道陣に手を振らなければならないとは、皇室というのも実に因果な商売である。気の毒な気がするなあ。 一般的に、日本の皇室というのは、にこやかに手を振ったり、国民に愛想がよすぎという気がする。実は気分が悪い時や、腹立たしい時にもニコニコしなければならないというのは、ストレスがたまるだろう。イギリスのチャールズ皇太子なんか、公の場でも仏頂面してる時があると思ったが。ま、平民には所詮関係ない心配で、ま、いつもニコニコ、日本の象徴として頑張ってもらわなくてはいけないのであるが。ははは。 |