朝刊で、昨日のトルコ戦の後のトルシエ監督のコメントを読んだ。「冒険は終わった。4年間、日本代表の監督をやれたことを誇りに思う」。欧米人は、やはりこの手のコメントが上手だ。前監督の岡ちゃんでは、こういう気の効いたセリフは無理だったかもしれない。 負けた後で試合の采配を後からどうのこうの言うのはたやすいが、W杯2度目の出場にしてグループリーグを1位通過でベスト16入り。日本代表が着実に力をつけたのは、やはり、素直に考えて、トルシエの功績だったのではないだろうか。異国に来て仕事して、しかも顕著な実績を残すというのは、なかなかできることではない。エライもんである。 さて、ついに鈴木ムネヲ逮捕。それにしても、アッという間に、恐ろしい転落ぶり。水に落ちた犬は必ず叩くのが政界であるが、ここまで急に転落した男ってのも、なかなか珍しい気がする。外務省も、戻ってきてもらっては困るとばかり、必死に悪い材料ばかり公表してたし、ちょっと気の毒な気もするくらいだ。 逮捕された容疑は、実際のところ大した案件とは思えないが、これから捜査がどう進んで行くのだろうか。う〜む。 |