中国のSARS感染は、沈静化しつつあるのか、それともまだまだ拡大中なのか。うちの会社も、流行地域駐在員の家族が希望すれば会社の費用で日本に帰国させている。ただし駐在員は仕事があるから帰国してない。なかなか厳しい話であるな。アジア地区の駐在員でなくてよかった。はは。北京なんかは街も閑散としてるらしい。 中国華南地方が歴史的に色んなウイルスの温床となっている話については、今月号の「文芸春秋」でも取り上げられている。いわゆる香港風邪、スペイン風邪についても、そもそもの発生地は中国華南地方だったとの説があるらしい。 豚や鳥と同居してくらしているような家屋がいまだに農村には残っているし、都市部以外では物流が発達していないから、肉を腐らせずに流通させるためには市場まで豚や鳥を生きたまま連れて来て売る。鳥や豚由来のウィルスが突然変異して人間が罹患する可能性がそれだけ高くなるよなあ。 「スーパー・スプレッダー」といって感染力の強い罹患者もいるらしい。「ウィルスの強力撒き散らし屋」。なかなか面白い命名だ。しかしそういう患者と同じ飛行機に乗るとイヤだな。 昨日の夜は、シンガポール駐在から先月帰任したT氏の歓迎会。帰国してから連日の歓迎会続きで大変らしい。銀座の豆腐料理屋で「加賀鳶」飲みつつ、アジア駐在のよもやま話。それにしても、アジアの日系企業駐在員というのは不品行なのが多い。酒に女にゴルフにカラオケ。アジアの駐在員は全員女性にすれば日本の評判もあんまり落ちないと思うが。はは。酒が進んで新橋に戻って2次会。結局タクシー帰宅したのであった。 本日はあんまり調子でない。午後からはなんとか復調したが、仕事のほうはつまらぬ打ち合わせで時間を取られる。だんだん残業にはむかない季節になってきた。 |