麻原ショーコーに死刑判決。もともと刑事罰が甘い日本だが、終身刑が無い。だとすると、当然ながらこのケースでは死刑判決以外を出すと社会的スキャンダルである。弁護団は控訴手続きだけして解散というが、そもそも弁護団と何のコミュニケーションも取ろうとしないクソ豚に代わって控訴手続きなどする必要あったかね。麻原弁護をした弁護士のHPには、「加害者の人権を守らずして被害者の人権など守れない」とか書いてあったが、モノの順番を間違えた「ためにする」詭弁である。 Yahoo JAPANのニュースでは海外でも大きく報道とあった。検索してみると英語のニュースも確かに結構あり。 「Doomsday cult leader Shoko Asahara was sentenced to death after being found guilty of plotting the deadly 1995 Tokyo subway nerve-gas attack and a series of crimes which claimed 27 lives. 」こういう風に短くまとめてもらうとよく分かる。もう8年も前なんだ。「Doomsday cult」というのは事件当時、アメリカのニュースでよく使われていた。Doomsdayは「最後の審判の日」、「終末の日」。ま、ハルマゲドンですな。 それにしても、なんでこんなに判決まで時間がかかったのか。この事件が起こった時、私はアメリカに住んでたのだが、たまたま休養帰国で帰省しており、神戸の実家で朝食時にTVのニュースを見た。地下鉄の出口付近に救急車がたくさん集まって、担架で次々に被害者が運び出される衝撃の映像。次の日は東京に移動して本社に出社する予定だったし、霞ヶ関や神谷町は最寄の駅。実に気持の悪い事件だった。そう、うちの社員でも被害にあった人がいたのだから。 |